北海道・東川町にクラフト蒸留所「丹丘蒸留所」が開業!初リリースはトドマツを使ったジン

北海道・東川町にクラフト蒸留所「丹丘蒸留所(たんきゅうじょうりゅうしょ)」が8月27日(水)にオープンする。

トドマツを使ったクラフトジン「雪の窓」を8月下旬に発売し、今秋よりシングルモルトウイスキーの製造を開始。地元の素材を使用し、醸造した商品は常設ショップで購入・試飲ができるほか見学ツアーも開催する。

クラフト蒸留所「丹丘蒸留所」が東川町に誕生

東川町は「平成の名水百選」にも選出される湧水があり、米の名産地としても知られる土地。同蒸留所は地元の名産品や資源など、風土に根ざした素材を使用し、ジンやリキュール、ウイスキーの製造を通して土地の魅力を発信していくことを目指す。

第一弾として展開するクラフトジン「雪の窓」シリーズには地元で採れた東川米やトドマツを使用し、年内にはシングルモルトウイスキーの蒸留も開始する予定だ。

クラフトジン「雪の窓」シリーズを初リリース

「雪の窓」は柚子やシトラス、トドマツの香りに、米麹由来の奥行きのある味わいが特徴のドライジン。スッと雪の中に溶けていくような清涼感のある後味に仕上げた。初リリースにふさわしい、北海道らしい一本だ。

おすすめの飲み方はジントニック、ドライマティーニなどのカクテル。

雪の窓 ドライジン/¥4,950(税込)

雪の窓 ドライジン/¥4,950(税込)

常設ショップがオープン!見学ツアーを毎日開催

8月27日(水)は、13時に蒸留所の敷地内に常設ショップをオープンする。同ショップでは蒸留した製品を販売するほか、試飲も提供。

さらに、8月28日(木)からは蒸留所見学ツアーを1日1回開催予定。スピリッツへの理解を深めることで、参加ゲストにジンやウィスキーの美味しさ、楽しさを体験してもらう。

見学ツアーは定員8名で事前予約制。料金は5,000円(税込)を予定。その他、詳細は公式WEBサイトにて。なお、枠に空きがある場合は事前予約なしで参加できる可能性がある。

海外に縁のあるメンバーが蒸留所を運営

同蒸留所の製造は、香港で国際的評価を受けた「Perfume Trees Gin」を開発したチョウ・エイ・シュン氏(以下 ジョセフ氏)と、ウィスキーの本場スコットランドで蒸留士・ブレンダー経験をもつダーウェイ・シェイ氏(以下 デイビッド氏)。

ジョセフ氏は代表取締役として同蒸溜所の開業にあわせて北海道へ完全に移住し、「静かで、美しく」「ミニマルでエレガント」な一杯を目指すとコメント。そして、デイビッド氏は本場の蒸留技術はもとより、最新技術や理論も取り入れた「温故知新」なウィスキー造りを目指すとしている。

さらに、同蒸留所の代表取締役の一人、針ヶ谷元基氏は日本貿易振興機構 北海道貿易情報センターにて外国企業誘致業務の経験を持つ。海外にバックグラウンドを持つメンバーならではの知見を活かし、地域活性化へ貢献したいと語る。

左より/ジョセフ氏、針ヶ谷氏、デイビッド氏

左より/ジョセフ氏、針ヶ谷氏、デイビッド氏

地元の素材を使い、国際的な知見を活かしながら作られる、北海道ならではの味わいを試してみたい。

丹丘蒸留所 常設ショップ
所在地:北海道上川郡東川町西2号北23番地
営業時間:10:00〜17:00(火・水曜定休)
公式サイト:https://www.tankyudistillery.jp/ja

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000163388.html

(hachi)