アストンマーティンのスポーツカーが今年も「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」に登場する。とくに注目したいのは英国走行デビューとなる「Valhalla」だが、お馴染みの「Valkyrie」や「Vanquish Volante」などの走行も見逃せない。
イベントは英国・グッドウッドにて、7月10日(木)から開催予定だ。
車好きは注目の、英国でのイベント
「フェスティバル・オブ・スピード」は、英国・グッドウッドの公爵家の私有地で毎年7月に開催される。過去・現在・未来の伝説のドライバーたちが世界的な名車を操り、来場者は世界最高峰のスポーツカーの姿とサウンドを堪能する。
アストンマーティンが自社のスポーツカーで参戦するのは、「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」のヒルクライム。今年も同社の比類ないパフォーマンスと一流のデザイン・サウンドが来場者を楽しませてくれそうだ。
「Valhalla」など多くのスーパーカーがお披露目に
今回とくに注目したいのが、同社初のミッドエンジンPHEVスーパーカーとして期待される「Valhalla」の英国走行デビューだろう。999台のみの限定生産で近日中に生産開始予定の同モデルは、本格的なハイパーカー性能を備え、ドライバーを中心に据えた最先端技術を駆使したスーパーカーでありながら、公道走行時には実用性と快適性を実現した。5月のモナコF1グランプリではフェルナンド・アロンソが同モデルを走らせているが、今回もF1由来のパフォーマンス重視の技術と最先端デザインの融合で注目を集めそうだ。
公道仕様ハイパーカー「Valkyrie」は5度目のフェスティバル参加。ヒルクライムは初参戦だが、6.5リッターV12自然吸気エンジンによるパフォーマンスとサウンドは、見るものを魅了すること間違いなし。
スーパーカー・パドックには、「Valhalla」「Valkyrie」とともに、「DB12 Volante」と「Vanquish Volante」が登場。どちらもフェスティバル・オブ・スピード初参加となる。「Volante」シリーズは、1965年に登場した初代モデル「Short Chassis Volante」から続く伝統の系譜であり、初代はわずか37台しか生産されなかったことから、量産モデルの中でも特に希少性が高いシリーズとして知られている。
一方、今年発表の「DBX S」もファースト・グランス・パドックでグッドウッドに初登場。エンジンは4.0リッターV8ツインターボ、さらに高められた最高出力727PSと900Nmの最大トルクを発揮するSUVのスーパーカー「DBX S」は、停止状態からわずか3.3秒で62mphに達する。ハニカムグリルと縦に並んだクアッドエキゾーストが特徴的なモデルだ。
英国に行ける人もそうでない人も、圧巻のパフォーマンスを楽しみたい。
FESTIVAL OF SPEED
会期:7月10日(木)~13日(日)6:30~19:00(現地時間)
会場:Goodwood House
所在地:Goodwood House, Kennel Hill, Chichester, West Sussex, PO18 0PX, United Kingdom
公式サイト(英語):https://www.goodwood.com/motorsport/festival-of-speed/
アストンマーチン公式サイト:https://www.astonmartin.com/ja
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000121.000121164.html
(Mayu)