ベントレーの“次なる章”を象徴する新エンブレム、第5世代のウィングドBが誕生!

英国を代表する超高級カーブランド「ベントレー」が、106年というその歴史の中で4度目となる、エンブレムの刷新を実施した。

第5世代の“ウィングドB”は、7月7日(月)に行われる新デザインスタジオの開設式にて初披露。また、翌8日(火)には、同エンブレムを纏った初のモデルとして、未来型コンセプトカーを発表する予定だ。

「卓越したパフォーマンスの追求」を象徴

ベントレーの歴代エンブレムは、“B”の文字を中心に、羽ばたく翼を組み合わせたデザインを一貫して採用している。

その原点は1919年、創業者であるW.O.ベントレー氏が掲げた「卓越したパフォーマンスの追求」という理念を象徴するべく、友人であり、当時もっとも著名なモータリング・アーティストだったF.ゴードン・クロスビー氏に依頼したことにある。

クロスビー氏が描き出した初代ウィングドBは、スピードの躍動感に加え、ベントレー氏が航空機用エンジンの設計に携わっていた背景が投影されている。

その後、1931年にロールス・ロイスの傘下に入ったことをきっかけに、最も長きにわたって使われた第2世代のウィングドBが誕生。1996年頃に切り替わった第3世代のウィングドBでは、装飾性を高めながら、クラシックと現代性が融合されている。

そして、2002年にデビューした初代コンチネンタルGTに合わせ、第4世代のウィングドBが誕生。初代と同じく“非対称デザイン”を再び採用し、左翼には10枚、右翼には11枚の羽根が配されている。

写真下から第1世代・第2世代・第3世代・第4世代・第5世代

写真下から第1世代・第2世代・第3世代・第4世代・第5世代

より現代的で革新的なデザインとして再構築

ベントレーの“次なる章”を象徴する第5世代のウィングドBでは、ブランドのDNAを未来へと受け継ぐ、洗練と革新の融合を体現したという。

デザインコンセプトは、翼に施されたダイヤモンドパターンや、中央の“B”が輝くジュエルモチーフといった伝統的なディテールを継承しながら、より現代的で革新的なデザインとして再構築すること。

新たな翼のフォルムは、ハヤブサの羽ばたきを想起させる造形へと進化し、従来よりもシャープでダイナミックな印象を与える。

そして、翼の中心にある“B”のデザインは、ロゴやグラフィックなどへ柔軟に活用できるよう、単独でも成立するように再構築。また、高級腕時計のような繊細なガラスの縁取りや、磨き上げられた金属の面取り、奥行きを感じさせる“B”の立体構造などを特徴とする。

新たなウィングドBとともに加速していくであろう、ベントレーの“次なる章”に注目だ。

ベントレー モーターズ
公式サイト:https://www.bentleymotors.jp/

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000234.000082456.html

(zlatan)