今年8月、新潟県新発田市に1日1組限定の宿泊型レストラン「Né(ネ)」がオープンする。
運営するのは、香港で3年連続ミシュラン一つ星を獲得した日本酒レストラン事業を展開するAhead of the curve社。予約受付はすでに始まっており、宿泊プランのほか、ディナーのみの利用も可能となっている。新潟まで足を運ぶ機会があれば予約を検討してみては。

©2025 福西健太建築設計事務所
フレンチの名シェフが腕を振るう
「Né」は、“この場所でしか出会えないおいしさ”を追求する宿泊型レストラン。
料理を担当するのは、フランスや東京の有名レストランでの料理経験を持つフレンチシェフの布施真(ふせまこと)氏だ。
同氏は日本でフランス料理の基礎を学び、2009年に単身で渡仏。
数々のスターシェフを育ててきたクリスチャン・コンスタン氏の指導を受け、さらには三つ星シェフのアントワーヌ・ヴェスターマン氏のもとでも研鑽を積んだ。帰国後は都内の複数レストランで料理長を務める一方で、グルメ番組の料理監修を行うなど活躍の場を広げている。
「Né」では、そんな同氏が新潟に古くから伝わる“発酵”や“酢漬け”といった保存の技術を取り入れ、地元の食材にひと手間を加えた独創的な料理をゲストへと振る舞う。
「Né」で新潟の食を堪能しよう
「Né」のコース料理は、宿泊はもちろんのこと、日帰りでも味わうことが可能。
メニューは、地元で仕入れた食材を使ったおまかせコースのみ。野菜の発酵液を使った出汁や、山菜を乾燥させた調味料、枝を砕いて作ったスパイスなどを用いて、季節ごとに唯一無二の味を作り上げる。料理と共にドリンクのペアリングを楽しめるのも、ここの大きな魅力だ。
Néは宿泊プランの場合、1泊2食付きで1名あたり90,200円から予約可能。新潟空港や新潟駅からの送迎サービスがあるのも嬉しい。ただし、予約は2名以上、4名以下でしか受けておらず人数に制限がある。この点は心に留めておきたい。
一方、Néをレストランとして利用する場合、ペアリング付きのディナーコースを38,500円*で予約できる。食事は18時からの一斉スタートとなり、終了までは3時間程度かかる予定だ。

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「Né」という名前には、日本語の「根」と、フランス語の「生まれた」という2つの意味が込められている。
その土地に根を張り、文化や自然、シェフの感性が出会うことで、ここでしか味わえない料理が生まれていく。——そんな「Né」の味を楽しみ、新たな新潟の食の魅力を見つけてほしい。
Né
所在地:新潟県新発田市石喜180
公式サイト:https://ne-auberge.jp
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000150651.html
(IKKI)
* 別途サービス料10%が必要
※価格は全て税込
※Néの画像は全てイメージ