静寂と記憶の扉を開く香り。ラルチザン パフューマーの新作「ラ セレモニー ドゥ ロンソン」が登場

香りを通じて、記憶や精神の深層へと誘う──。

フランス発のフレグランスメゾン「ラルチザン パフューマー」から、新作オードパルファム「ラ セレモニー ドゥ ロンソン」が7月1日(火)に発売した。

その名のとおり、過去と現在、肉体と精神、見えるものと見えないものの境界をほどく“儀式”のような香り。まとう者に静けさと気づきをもたらす一本だ。

香の起源に立ち返る、インセンスの深み

「ラ セレモニー ドゥ ロンソン」は、香の原点といわれる“インセンス(香)”に着目して生まれた一作。古代より神聖な儀式や空間の浄化に用いられてきた香は、祈りや精神の浄化を司るツールでもあった。

その調香を手がけたのは、マティルデ・ビジャウイ氏。オリバナム(乳香)を中心に、シダーウッドやペッパーを織り交ぜ、穏やかで流れるような香調を構築している。

煙が立ちのぼると、時がゆるやかにほどけていくような感覚をもたらすだろう。空間と身体を浄化し、静寂のなかに漂うもうひとつの場所への扉を開くような香りだ。

内面と向き合うための“器”となる香水

「ラ セレモニー ドゥ ロンソン」は、まとう人の内面に寄り添うような繊細な設計が特徴。

ふとすれ違ったときに残るのは、派手さではなく深く染み込むような余韻。自分のためにまとう香りとしても、誰かとの記憶を結ぶ香りとしても、その表情は無限に広がる。

ボトルデザインやパッケージも、ブランドの美学を継承。儀式や記憶、静けさを感じさせる世界観は、日常の中でふと立ち止まる時間を与えてくれる。

時間と感覚をととのえる、パリ発フレグランスの新境地

1976年創業のラルチザン パフューマーは、ニッチフレグランスの先駆者として知られ、自然と職人技を融合させたクリエイションを続けてきた。

新作「ラ セレモニー ドゥ ロンソン」は、その精神を色濃く反映した一本。日常の喧騒から一歩離れ、時間と感覚を整えたいとき、そっと寄り添ってくれるはずだ。

ラ セレモニー ドゥ ロンソン オードパルファム
発売日:7月1日(火)
価格:40,480円(税込)
内容量:75mL
ブランド公式サイト:https://artisanparfumeur.com/jp/ja/

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000159439.html

(山之内渉)