自動車部品メーカーがキッチンツール市場に挑む──。
金属加工のノウハウを活かし、ムロコーポレーションは独自ブランド「GRASTONE(グラストーネ)」を立ち上げた。第1弾製品として、鋳鉄鍋の美味しさとステンレスの軽さを両立した「GRASTONE POTT(グラストーネ ポット)」を、7月1日(火)に発売する。
重くない鋳鉄鍋。3層構造で“蓄熱×軽量”を両立
「GRASTONE POTT」は、ステンレスとアルミを組み合わせた3層構造によって、高い蓄熱性と温度均一性を持ちながら、一般的な鋳鉄鍋の約半分の重量を実現。容量2.8Lの「POTT20」は約1.6kg、4.5Lの「POTT22」でも約2.0kgと、扱いやすさが際立つ。
もちろん、ガス火だけでなくIHや各種ヒーターにも対応。無水調理にも適したスチームシール構造で、ご飯から煮込み料理、炒めものまで、幅広く活躍する。
洗いやすさも重視。独自の「ファインリップル仕上げ」
注目すべきは、ステンレス表面に施された「ファインリップル仕上げ」。微細な凹凸が食材のこびりつきを防ぎ、浸け置きするだけで汚れがスルリと落ちやすくなるという。
ホーローやフッ素コートと異なり、剥がれの心配がなく、万が一焦げついてもステンレスタワシでのケアが可能だ。PFASフリーなので、長く安心して使える。
外面にはセラミックコーティングを採用し、吹きこぼれや焦げ付きも簡単に拭き取れるなど、使い勝手の面でも抜かりがない。
蓋は“立てて”置ける。細部まで行き届いた使いやすさ
蓋の取っ手がスタンド代わりになり、自立する仕様なのもユニークなポイント。調理中の置き場所に困らず、キッチンが汚れにくい。
また、持ち手には熱くなりにくい樹脂素材を使用。素手でも扱える工夫が、日々の料理における“小さなストレス”を取り除いてくれる。
“休日のシェフ”に贈る、上質なキッチンギア
ブランドコンセプトは「休日のシェフが使いたくなるキッチンツール」。自動車業界の変化を背景に生まれたGRASTONEは、ものづくりの技術力を新たな領域に活かした挑戦でもある。
先行販売のクラウドファンディングでは、目標金額の767%を達成し話題を呼んだ同作。専用レシピブックも付属し、“特別な毎日”を楽しみたいすべての人に寄り添うアイテムとなっている。
気になった人は、日々の食卓にその一歩を迎え入れてみてはどうだろう。
GRASTONE POTT20
寸法:内径20cm x 深さ9.1cm
容量:2.8L
重量:約1.6kg
価格:22,990円(税込)
GRASTONE POTT22
寸法:内径22cm x 深さ11.8cm
容量:4.5L
重量:約2.0kg
価格:24,990円(税込)
公式サイト:https://grastone.jp/
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000162734.html
(山之内渉)