トルコ・リビエラの美しき世界有数のリゾート地「アンタルヤ」の“知られざる魅力”

紺碧の海、美しい海岸線、歴史が息づく古代遺跡の数々、自然が織りなす神秘の風景など、さまざまな魅力を持つトルコのリビエラにある都市「アンタルヤ」。年間を通して穏やかな気候のため、世界有数のリゾート地としても人気がある。

まだ隠れた名所も数多く点在する地上の楽園に、この夏、非日常的な極上のバカンスを過ごしにでかけてみては。

アンタルヤが誇る隠れた名所「オルマナ」村

「オルマナ」は、トーラス山脈の麓に佇む古い遊牧民“ユルク”の村で、アンタルヤが誇る隠れた名所のひとつだ。国連観光機関が発表した、昨年の“ベスト・ツーリズム・ビレッジ”リストに選出となったこの小さな村は、緑豊かな大地と澄んだ青空、そしてどこか懐かしさを感じさせる雰囲気が広がる、のどかな場所だ。

この地域は漆喰やセメントを一切使わず、石と杉の木だけで築いた“ボタンハウス”と呼ぶ、伝統家屋が立ち並ぶのも特徴。これはオスマン帝国時代に建てられた建築物で、地域に根ざした建築文化と、自然と調和した持続可能な暮らしの象徴でもある。

また、この地は、肥沃な土地と伝統的な農法によって育まれたブドウの名産地としても知られている。毎年9月には、「チャヴシュ(çavuş)」という品種のブドウを称える、約60年の歴史を持つ収穫祭が開催される。

大自然の神秘に触れ秘境のオアシスを訪れる非日常的体験

アンタルヤには、大自然の神秘を体験できる秘境が多い。

国内最大の地底湖を有する「アルトゥンベシク洞窟」

アンタルヤ県ウルンリュ村に位置する「アルトゥンベシク洞窟」は、まだ多くの旅行者が知らない秘境だ。アルトゥンベシク国立公園内にあり、国内最大の地下湖を有するこの洞窟は、荘厳な鍾乳石や石筍、氷のようなトラバーチンが幻想的な風景を織りなす。

ボートツアーで洞窟内部を巡ることができるので、鉱物の造形美、透き通る水面、自然光が演出する光と影のコントラストなど、異世界に迷い込んだような感覚を味わえるだろう。洞窟周辺をハイキングすれば、605種もの植物と豊かな動植物が生息する国立公園の自然美も楽しめる。

もっとも神秘的な自然現象“燃える岩” 「ヒメラ」

トルコでもっとも神秘的な自然現象のひとつとして知られる、“燃える岩”「ヒメラ」。地中から噴き出すメタンガスが大気と反応し、消えることのない炎を岩の上に灯し続けている。

地中海の自然美が広がる「オリンポス・ベイダーラル国立公園」内に位置し、日没後に見る”永遠の炎”はとくに幻想的だ。同じ公園内にある、紀元前3世紀に築かれた遺跡“古代都市オリンポス”も訪れたい。

まだ知られていない自然のオアシス「ウチャンス滝」

高級ゴルフリゾートとして人気のベレクから約60kmの「ウチャンス滝」は、アンタルヤの中でもあまり知られていない自然のオアシスだ。トーラス山脈から流れ出る清らかな水が、緑豊かな森の中をゆるやかに流れ落ち、25〜30mの高さから二筋の滝となって姿を現す。

滝までは約1時間の登山を要するものの、息をのむような絶景を目にすれば疲れも吹き飛ぶだろう。さらに、滝のそばには「王の泉」と呼ばれる小さな天然のプールもある。

また、6月26日(木)〜29日(日)には、クサントス、パタラ、レトゥーンなどの遺跡群を擁するリキア地方にて、「リキア・カシュ文化アートフェスティバル」を開催。多彩なイベントを予定する。

洗練された旅人たちを惹きつけてやまない、地上の楽園・アンタルヤ。まだ体験したことのない、美しい奇跡に出会う夏が待っている。

トルコ共和国大使館 文化観光局
公式サイト:https://goturkiye.jp

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000176.000049599.html

(ERIKO T)