奈良「多武峰観光ホテル」のゲストだけが拝観できる「談山神社」初の夜間特別御開帳の秘仏

奈良県桜井市にある「多武峰(とうのみね)観光ホテル」は、1300年の歴史を誇る「談山神社(たんざんじんじゃ)」と連携し、秘仏の夜間特別御開帳を実現。

同ホテルのゲストだけが体験できる、特別拝観付き宿泊・日帰りプランを、5月31日(土)から7月21日(月・祝)の期間限定で販売する。

境内のライトアップや名物の「義経鍋」とともに楽しみたい。

大化の改新に由来を持つ多武峰の「談山神社」

「談山神社」は、藤原鎌足を御祭神とする、大化の改新発祥の地として知られる神社。本殿の裏山「談山(かたらいやま)」にて中大兄皇子と鎌足が大化の改新(乙巳の変)について密談をしたことから、その山の名前を取って「談山神社」と名付けられた。

明治時代までは神道と仏教の信仰が融合する“神仏習合”の形で崇敬され、境内には十三重塔をはじめ仏教に由来するものが多い。

その中でも、唯一残った仏像「談峯如意輪観音菩薩坐像(だんぽうにょいりんかんのんぼさつざぞう)」は、足腰健脚に利益があるとして厚い信仰が寄せられている。

「談山神社」の真正面に位置する老舗ホテル

「多武峰観光ホテル」は、世界遺産「吉野山」と世界遺産候補「明日香村」の間に位置する多武峰にある。

「談山神社」の真正面にて百余年もの間、旅人たちをもてなしてきたホテルだ。歴史に浸り、四季を味わう静かなひとときを過ごしたい。

宿泊と日帰りで体験する「談山神社」夜間特別御開帳

足の観音様として信仰を集める秘仏「談峯如意輪観音菩薩坐像」は、毎年6月・7月に日中のみ御開帳となるが、今回、同ホテルの宿泊・日帰り利用客のためだけに史上初めて夜間に特別公開されることとなった。

「談山神社」の荘厳なライトアップや、仏像の前に灯る幻想的な色提灯など、五感で楽しむ癒しの時間を用意している。

夕食で味わえるホテル名物「義経鍋」

今回のプランに含まれる夕食の「義経鍋」は同ホテルが誇る名物料理で、「大和名物料理百選」の第1位に3度も選出された逸品だ。

牛・豚・鶏・鴨・猪の5種類の肉の鉄板焼きと、山の幸の水炊きを、秘伝のタレで味わう。

天下の名将源義経と、多武峰・南院藤室寺の住職であった十字坊の友情が生み出した由来があり、歴史浪漫も合わせて楽しみたい。

青もみじの美しさが際立つ境内での幻想的なライトアップ、「足の観音様」への祈り、そして地元の歴史が息づく名物料理「義経鍋」とともに、心と体を癒す“奈良の夜”を堪能してみては。

秘仏・談峯如意輪観音菩薩坐像 夜間特別公開プラン
開催期間:5月31日(土)~7月21日(月・祝)
予約期間:受付中~7月19日(土)18:00
場所:多武峰観光ホテル
所在地:奈良県桜井市多武峰432
宿泊プラン:2名利用時1人 25,500円~32,600円
日帰りプラン:1人 12,500円
宿泊プラン予約ページ:https://d-reserve.jp/GSEA002F01400/GSEA002A01?hotelCode=0000001551&pl=PL00045829
日帰りプラン予約ページ:https://d-reserve.jp/GSEA002F01400/GSEA002A01?hotelCode=0000001551&pl=PL00045778

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000162792.html

(田原昌)

※表示価格は全て税込