南半球の星空は圧巻!西オーストラリア州の天体イベント「ニンガルー・スカイ・フェスティバル」

西オーストラリア州で世界自然遺産に登録されている「ニンガルーリーフ」の海岸沿いの町エクスマウスでは、星空をテーマに食と文化、そして天体の神秘が融合した新イベント「ニンガルー・スカイ・フェスティバル」を初開催。

開催期間は、6月27日(金)から29日(日)までの3日間。大切な人と一緒に、南半球の満天の星空に包まれてみたい。

星空や天体観察を目的としたツーリズム

星空を目的に旅をする、今注目の「アストロツーリズム」。

南半球に位置する西オーストラリア州は、年間を通じて晴天率が高く、光害に影響されずに美しい満天の星を眺めることができるスポットが多い。

また、これから冬を迎える西オーストラリア州は、乾季の気候で空気が澄み渡り、一層鮮明に星空が観察できる。南十字星など南半球の代表的な星座をはじめ、頭上に昇る天の川銀河は4月〜10月が観測のベストシーズンだ。

そこで今回、エクスマウスで「ニンガルー・スカイ・フェスティバル」を開催することになった。

星空をテーマにした、食・文化・天体の神秘

同イベントは、星空をテーマに食・文化・天体の神秘が融合し、この地域の魅力を五感で体験できる新フェスティバルだ。今年が初開催となり、今後は隔年で開催する予定となっている。

期間中は、星空の下でドローンショーとともに楽しむディナー、ライブミュージック、天体観測ツアーなど多彩なプログラムが催され、南半球ならではの星空が楽しめる特別な3日間となる。

各プログラムのチケットは公式サイトにて販売中だ。

新しく始まった星空観察ツアーへの参加

「ニンガルー・スターズ パブリック・アストロノミー・ナイト」は、専門ガイドによる丁寧な解説付きの星空観察ツアーだ。

世界遺産の海「ニンガルーコースト」の玄関口であるエクスマウス周辺のビーチで行われ、高性能な移動式望遠鏡を使用し、星座や惑星、銀河などの天体を間近に観察する。

また、「ヒドゥン・ド・ツアーズ サンセット&スターゲージング・ツアー」は、海辺の街・ロッキンハムでスタートした新しい星空観察ツアーだ。

夕暮れ時のピクニックと星空観察が楽しめ、専門ガイドがわかりやすく解説する。望遠鏡を使った天体観測のほか、アザラシやペリカンなど野生動物に出会えるチャンスも。

星空観測のおすすめスポットと星空体験

広大な西オーストラリア州には、星空観測の名所が数多くある。その中からいくつか紹介しよう。

ニンガルーリーフ沿いにたたずむサファリテント型宿泊施設「サル・サリス」では、自然と一体となったオフグリッドの環境で、エコ・ラグジュアリーなグランピングが楽しめる。

「ナンバン国立公園」内にある奇岩群「ピナクルズ」では、何千もの石柱が林立する不思議な光景が広がり、夕暮れ時の風景も神秘的だ。日本語対応ツアーもあるので、利用してみたい。

そして「カリジニ国立公園」では、急峻な峡谷や断壁などとともに星空のコントラストが楽しめる。

日本で見るものとはまた違った趣の、壮大な星空を体感してみては。

ニンガルー・スカイ・フェスティバル
開催期間:6月27日(金)〜29日(日)
開催地:西オーストラリア州エクスマウス
公式サイト:https://ningaloosky.com.au
西オーストラリア州政府観光局公式サイト:https://www.westernaustralia.com/jp/

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000038.000046089.html

(田原昌)