近未来をテーマにしたモビリティブランド「NEOTOKYOオートモーティブ」が、クラシックカーに現代の快適性とパフォーマンスを与える、“レストモッド”サービスの受注を開始した。
その第1弾プロジェクトでは、72年式の「ジャガーEタイプ」を大幅改修し、心臓部は信頼性の高いレクサスのV8エンジンに換装している。
レストモッド(Resto-mod)=レストア+モディファイ
名車と呼ばれるクラシックカーの多くは、エンスー以外の視線すらも奪う、美しく流麗なデザインをまとっている。そして、当時よりも保安基準が厳格となった現在では、そのフォルムを再現することは不可能だ。
現在では望むべくもない魅力を持つクラシックカーだが、車体構造が古いため、仮にフルレストアしたとしても、ただ走らせるだけでも苦労してしまうという難点がある。また、エアコンやパワステといった快適設備が存在しなかったり、あったとしても貧弱であったりして、快適なドライブとはかけ離れてしまうのが現実だ。
そうした背景から、“レストモッド(Resto-mod)”というアプローチが、欧米を中心に大きなトレンドになっているという。
レストモッドとは、レストア+モディファイまたはモダナイズの略で、クラシックカーの美しいデザインを保ちつつ、現代の快適性とパフォーマンスを提供するサービスだ。
風を切って走らせて初めて意味を持つ“本当の美しさ”
“Classic Soul × Modern Tech” を掲げるNEOTOKYOオートモーティブでは、オークションで落札した72年式の「ジャガーEタイプ(シリーズ3)」をベースとしたレストモッドを実施し、車庫で眺めるのではなく、風を切って走らせて初めて意味を持つ“本当の美しさ”を蘇らせている。
ボディパネルはカーボンで軽量高剛性化し、あのエンツォ・フェラーリ氏が「史上もっとも美しい車」と称えたとされる「シリーズ1」ルックに変更。内装はもともとの雰囲気を保ちつつ、エアコンやパワステを装備し、さらには最新のスマホ連動ナビやストリーミング音楽サービスの利用まで可能にしている。
そして、心臓部はレクサスLS460用のV8エンジンに換装し、信頼性を担保するとともに爽快な走りを実現している。
レストモッドの対象車種は、「ジャガーEタイプ(シリーズ1/2/3いずれも可、年式不問)」がメインだが、他の車種の相談&対応も可能だという。
公式Instagramで実作業の様子をチェックしながら、走らせる歓びにあふれた新しいクラシックカーライフを妄想してみたい。
NEOTOKYOオートモーティブ「レストモッドサービス」
費用:2,000万円~(税別・ベース車両費別途)
工期:6カ月~
保証期間:引渡し日から1年間
公式サイト:https://neotokyo.co.jp/web/restomod/
公式Instagram:https://www.instagram.com/neotokyo_store/
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000161171.html
(zlatan)
©NEOTOKYOオートモーティブ