「鴨川をどり」とシェフの技が響き合う、京都・先斗町の至福のディナー

春の京都で体験できるのは、ただの観光ではない。五花街のひとつ、先斗町で繰り広げられる伝統芸能「鴨川をどり」と、わずか8席の美食空間「Another C」のコラボレーションが行われる。

目の前で繰り広げられる舞妓の舞と、世界で腕を磨いたシェフの料理が交錯する時間が、今しか味わえない特別な一夜へと誘う。京の夜らしいプランとなっている。

伝統芸能と現代美食が交わる、唯一無二の春

京都・先斗町で毎年春に行われる「鴨川をどり」は、150年以上続く格式ある舞台。艶やかに舞う舞妓たちの姿は、伝統の重みと日本文化の奥深さを感じさせてくれる。その公演とセットになっているのが、モダンジャパニーズレストラン「Another C」による特別ディナープランだ。

ディナーは、茶券付き特別席での観劇から始まる。案内役は「Another C」のオーナーシェフ・富永暖氏。同氏は京都と海外、特にニューヨークでの経験を活かし、伝統芸能の背景や見どころを解説してくれる。文化と料理、芸と会話が交わるその時間は、観劇をより豊かにしてくれる知的なスパイスだ。

美食と舞が織りなす、静かで濃密な時間

観劇の余韻を引き継ぐのは、「Another C」の洗練されたおまかせコース。舞台からわずか徒歩3分の距離にあるこのレストランでは、厳選された京野菜、新鮮な魚介、そして薩摩黒毛和牛を使った料理が提供される。カウンターはわずか8席。落ち着いた空間で供される一皿一皿が、五感を刺激する。

そして、ディナーの終盤には再び舞妓が登場。舞の披露、お座敷遊び、会話のひとときもある。食と芸、そして人と人との交わりが生まれるこの時間は、ただ「食べる」だけでは味わえない、深い満足感をもたらすはずだ。

シェフ富永氏が築いた、文化と自由の交差点

このプランを手がける「Another C」のシェフ富永暖氏は、10代で渡米し、ニューヨーク・トライベッカの名店「MEGU」でHead Chefを務めた経験を持つ。日本に戻ってからもミシュラン星付き店で研鑽を重ね、2015年に「Another C」を開業。伝統と革新を併せ持つそのスタイルは、国内外の美食家を惹きつけてやまない。

同店は料理だけでなく、舞妓とのディナーや錦市場ツアーといった京都独自の文化体験も提供しており、まさに、京都を知る入り口となっている。

そんなAnother Cによる特別なディナー。京都の春、その中心に立ち現れるこの特別な体験は、記憶に残る夜になるに違いない。

Another C × 鴨川をどり 特別ディナー
期間:5月1日(木)〜24日(土)
料金:30,000円/人(鴨川をどり&ディナー)+77,000円/グループ(舞妓お花代)※ドリンク代別
所在地:京都府京都市中京区中島町96-2 三条木屋町ビル4F
公式予約サイト:https://another-c.com/ja/products/kamogawa-odori

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000159443.html

(Fumiya Maki)

※価格はすべて税込