横浜みなとみらいホール|バッハ演奏の第一人者・鈴木雅明氏による、圧巻のパイプオルガン演奏

「横浜みなとみらいホール」にて、第一線で活躍するオルガニストを紹介する「オルガン・リサイタル・シリーズ」。

6月5日(木)に開催する48回目は、バッハ作品の演奏が国際的に高く評価されている、鈴木雅明氏が待望の初登場だ。

現在チケットの販売を行っているので、パイプオルガン「ルーシー」と鈴木氏が贈るバッハの名曲を聴きに出かけてみては。

©Marco Borggreve

©Marco Borggreve

輝くような明るい音色のパイプオルガン「ルーシー」

「横浜みなとみらいホール」のパイプオルガンは、アメリカのC. B. フィスク社製。輝くような明るい音色にふさわしく、「光」を意味するラテン語“lux”に由来する「ルーシー」という愛称で親しまれている。

ホンジュラス・マホガニー製のケースには、横浜にちなんだカモメの彫刻が施されている。

現代のコンサートホールにおけるオルガンの理想を追求して設計されているため、バッハ以前の時代から現代に至る多種多様なオルガン曲を、それぞれの時代にふさわしい音色で演奏することが可能だ。

©平舘平

©平舘平

第一線で活躍する演奏家によるパイプオルガン演奏

今回の演奏曲は、バッハのオルガン作品の中でも「ドイツ・オルガン・ミサ」という通称を持つ『クラヴィーア練習曲集 第3部』だ。

鈴木氏自らが創設した「バッハ・コレギウム・ジャパン」の精鋭メンバーによるコラール歌唱付きで披露する。

バッハを知り尽くした巨匠が、パイプオルガン「ルーシー」で贈る贅沢なプログラムを堪能しよう。

世界的に高く評価されるバッハ演奏の第一人者

鈴木雅明氏は、1990年に「バッハ・コレギウム・ジャパン」を創設して以来、バッハ演奏の第一人者として世界的に高く評価されている。

指揮者、チェンバロ奏者や音楽監督と、音楽家としてさまざまな顔を持つ鈴木氏が、今回はオルガン奏者として「オルガン・リサイタル・シリーズ」に初めて登場する。

過去のインタビューで「ルーシー」について、「シンフォニックで、大きな可能性を持った楽器」と語っていた鈴木氏。自身の専門分野であるバッハの作品を、4632本のパイプを持つ「ルーシー」でどのように奏でるのか期待したい。

バッハのオルガン作品の最高峰を聴く

同公演では、J.S.バッハ『クラヴィーア練習曲集 第3部』から、ペダル付きコラールを全曲演奏する。

1739年に出版された同作は、オルガンの演奏技法、そしてバッハ自身のオルガン音楽の総決算としての意味合いを持つ。

音楽的、歴史的にも重要な意味を持ち、バッハの最高峰といえるオルガン作品を、世界第一級と認められている名コンビの演奏で堪能してみては。

オルガン・リサイタル・シリーズ48 鈴木雅明 オルガン・リサイタル
開催日:6月5日(木)
会場:横浜みなとみらいホール 大ホール
所在地:横浜市西区みなとみらい2-3-6
時間:19:00開演(18:20開場)
料金:全席指定 4,500円
申込:横浜みなとみらいホールチケットセンター
詳細:https://yokohama-minatomiraihall.jp/concert/archive/recommend/2025/06/3765.html

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001256.000014302.html

(田原昌)

※同公演は、2024年3月1日(金)に開催中止となった公演と同プログラム