フルーティーなラムカスク&ジューシーで濃厚なマデイラカスク。長濱蒸溜所から2本のウイスキーが限定販売

「長濱蒸溜所」は、滋賀県長浜市に拠点をおく長浜浪漫ビールが運営する日本最小規模のウイスキー蒸溜所だ。

同蒸溜所は、シングルカスクシリーズとなる「シングルモルト長濱 ラムカスクバッチ 2524」と「シングルモルト長濱マデイラカスクバッチ 2883」を、4月1日(火)より2種同時に限定発売する。

ラム樽由来の瑞々しくフルーティーな香味が楽しめる

「シングルモルト長濱 ラムカスク カスクストレングスバッチ 2524」は、2020年5月に長濱蒸溜所で蒸溜されたピーテッド原酒を、アイラクォーターカスクに樽詰めし、2年3ヶ月にわたり熟成した後、2022年8月にラムカスクへリフィルし、さらに熟成を重ねたウイスキーだ。

色は、赤みがかったアンバーカラーで、アロマは、ブラウンシュガーや焼き砂糖菓子を想わせる濃厚で甘くビターなトップノートから、時間経過とともにキャラメル・バナナ、熟したレーズンを想わせるフルーティーな香りが醸し出され、主張し過ぎないスモーキーアクセントが優しく香り立つ。

飲み口は、コクのあるトロピカルな口当たりで、バナナや黒糖のような甘味とピーテッド原酒由来の塩キャラメルを想わせるソルティーなテイストと燻製香とのハーモニーが心地よく続く。ラム樽由来の瑞々しくフルーティーな香味を楽しみたい。

同ウイスキーの容量は500ml、原材料はモルト、アルコール度数は57.1%、価格は17,000円(税別)で、ボトリング本数は406本だ。

ウイスキー本来の香味が味わえるシングルモルト

「シングルモルト長濱 マデイラカスク カスクストレングス バッチ 2883」は、2019年に蒸溜されたヘビリーピーテッド原酒をバーボンバレルに樽詰めし、4年2ヶ月にわたり熟成。その後、酒精強化ワインの一つであるマデイラワインカスクへリフィルし、約1年半の後熟を施した。

こちらも色は、深みのあるアンバーカラー。アロマは、最初はローストしたナッツ・キャラメル・トフィーといった樽由来の香りを漂わせ、バニラ・クローブシナモンのような甘味とスパイスの調和、レザーを想わせるピートのアクセントが心地よく続く。

飲み口は、ジューシーで濃厚な口当たり。蜜の詰まったメロンや蜜柑を想わせるフルーティーな甘味とアーモンドのようなナッティーなテイストを感じさせ、時間経過とともに浮上するスモーキーさが、よりウイスキー全体の味わいを引き立てる。

フレッシュなチェリーやドライフルーツを想わせる味わいが特徴の、加水せずにウイスキー本来の香味を最大限に引き出した1本だ。

同ウイスキーの容量は500ml、原材料はモルト、アルコール度数は57.2%、価格は18,000円(税別)で、ボトリング本数は296本となる。

長浜という歴史ある町で、100年後も世界中のウイスキーファンに喜びを与えたいという強い思いを抱きつつ、ウイスキー製造を行う長濱蒸溜所。日本最小規模のウイスキー蒸溜所から生まれた2本のジャパニーズウイスキーで至福の時を過ごしたい。

長濱蒸溜所シングルカスクシリーズ
発売日:4月1日(火)
公式サイト:http://www.romanbeer.com/

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000038.000039741.html

(高野晃彰)