兵庫・神戸の「白鶴酒造資料館」内にあるマイクロブルワリー「HAKUTSURU SAKE CRAFT（ハクツル サケ クラフト）」は、同ブルワリーで醸造した酒「HAKUTSURU SAKE CRAFT №6」を、同資料館内にて229本限定で販売中。

神戸産イチゴを使用したフレッシュな味わいの日本酒を味わえるのは、今だけ。売り切れとなる前に、忘れずにチェックしておきたい。

米以外の原料も使用したクラフトサケ

今回登場したのは、米以外の原料も使う“その他の醸造酒規格”のSAKEの第2弾で、今が旬の神戸産のイチゴ「章姫（あきひめ）」が使用されている。

純米大吟醸の造り方で米と米麹を低温発酵させたもろみにイチゴを加えて搾ることで、摘みたてのようなフレッシュな香り、口に広がってすっと消える甘み、そして春らしい桜色が特長のまるでスイーツのようなSAKEが出来上がった。

2024年9月にオープンした「HAKUTSURU SAKE CRAFT」

「HAKUTSURU SAKE CRAFT」は、「白鶴酒造資料館」内に2024年9月にオープンしたマイクロブルワリー。わずか37平米の空間に、最高品質の大吟醸も製造可能な設備を導入し、洗米・浸漬・蒸米・製麹・発酵・搾り・ろ過・瓶詰めまで、酒造りの全工程をおこなっている。

来館者は、ガラス越しに醸造設備や発酵中の醪（もろみ）を見られ、スケジュールが合えば酒造りの作業もじっくりと見学可能だ。

同ブルワリーでは、杜氏と蔵人の2人が、カテゴリーにとらわれない米から生み出される新たなSAKEの可能性に挑戦している。完成した酒は同資料館でのみ販売し、同じ酒質は造らないため、一期一会の出会いになるだろう。

「白鶴酒造」は、同ブルワリーを通じて、酒造りをより身近に感じてほしいと願っている。また、無限の可能性を秘めた米からできるSAKEをきっかけに、日本酒により深く関心をもってもらい、ひいては日本酒の人気拡大に貢献したいと考えている。

今後は、プレミアムな日本酒をはじめ、特殊な醸造方法や470種類以上ある当社独自酵母の中からこれまで使用していない酵母などを用いたオリジナルの日本酒、ホップやジンジャーなど米以外の原料も使用したその他の醸造酒も製造予定。

将来的には、オーダーメイドSAKEの受注や他業種とのコラボなど、同ブルワリーだからこそ可能となる取り組みもおこなっていく予定だ。

まさに一期一会の出会いとなる同クラフトサケを、日本酒ファンであれば見逃せない。

HAKUTSURU SAKE CRAFT №6
価格：6,600円（税込）
販売場所：白鶴酒造資料館
所在地：兵庫県神戸市東灘区住吉南町4-5-5
容量：720ml
精米歩合：50％
アルコール分：12％
酒類の品目：その他の醸造酒
限定本数：229本
白鶴公式サイト：https://www.hakutsuru.co.jp/

PR TIMES：https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000338.000013868.html

（kyoko.）

※SAKEは日本酒造りをベースにおいた米を主原料とする日本酒・その他の醸造酒の意味で使用