京都市内でクラフトビールを製造する「京都醸造」は、京都府下限定販売商品として、柚子皮と山椒を使用し、缶内で二次発酵させた特別なベルジャンウィット「はばかりさん」の販売を同醸造所のタップルームなどで開始した。
世界でも有数の美食の地とも言われる京都にふさわしい心地よさが感じられる同ビールを楽しむために、春の京都へと足を運びたい。
京都にふさわしいベルジャンウィット
職人と伝統が息づく街であり、世界有数の美食の街としても知られる京都。
「そのような土地にふさわしいビールがあるとすれば」という問いに対し、同醸造所は「場しのぎ的でなく本格的、しかし華美でも荘厳でもなく、心地よさと親しみやすさを感じられ、いつまでも長く付き合える“ほんまもん”のビール」という答えを導き出し、「はばかりさん」が誕生した。
同ビールのスタイルであるベルジャンウィットは、ベルギー発祥の小麦ビール。
本来であればオレンジピールとコリアンダーを使用するが、代わりに京都の食文化を彩る「柚子」と「山椒」を使用することで、親しみやすい爽やかさとスパイス感が感じられる仕上がりに。和食をはじめとした幅広いジャンルの食事に合わせやすく、食中酒としても活躍する味わいとなっている。
二次発酵で「京都醸造」初の常温商品に
ビールの歴史が長いベルギーの伝統的な製法を踏襲し、缶内で二次発酵を施した同ビール。酵母の活動により深い味わいと自然発泡のきめ細かい泡が得られるだけでなく、保存への耐性も強くなることから、同醸造所初の常温商品となった。
同ビールの名前である「はばかりさん」は、「お疲れ様」や「ご苦労様」を意味する京言葉。一日の疲れをしばし忘れさせてくれる、ささやかなご褒美として、多くの人が日常的に愛飲できる商品になるようにとの思いを込めて名付けられた。
2014年に京都市南区に誕生した「京都醸造」
「京都醸造」は、アメリカ・カナダ・ウェールズと国籍が異なる3人の外国人が2014年に京都市南区の地で創業したクラフトビール醸造所。長い歴史を持つ伝統的なベルギービールとアメリカのモダンなホップをかけ合わせたビールが主力となっており、一貫して無濾過非殺菌による製法にこだわった独自のビール造りに取り組み続けている。
酵母由来の果実味を伴うような深い味わいや、鮮度を感じさせる飲み口が強みで、京都はもちろん、全国のビールファンへフレッシュな商品を提供する。
京都らしい素材を使用した深い味わいのビールは、ビール好きの人へのギフトとしても喜ばれるだろう。
はばかりさん
スタイル:二次発酵ベルジャンウィット
原材料:麦芽(外国製造)、小麦フレーク、ホップ、糖類、柚子皮、実山椒
度数:4.5%
価格:オープン価格
販売場所:京都醸造タップルーム
所在地:京都府京都市南区西九条高畠町25-1
京都醸造公式サイト:https://kyotobrewing.com/
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000144808.html
(kyoko.)