家具ブランドの「ROCKSTONE(ロックストーン)」は、新作家具の「KONOHANA SAKUYA ISU」を紹介する特別展示会として、「数寄+椅子」展を開催。
4月15日(火)から17日(木)までの3日間、「東京国立博物館」の庭園内茶室「転合庵」「春草廬」で展示する。
日本の数寄屋建築のような繊細な優美さと、驚くほどの軽量さをもつ椅子を見てみよう。
モノトーンでミニマルなモダン家具のブランド
「ROCKSTONE」は、デザイナーの岩倉榮利氏が設立した、同氏自身のデザインによるオリジナルファニチャーブランドショップだ。
80年代に金属をはじめ、漆、カーボンファイバー、大谷石、パラシュート布、消防服生地を家具素材に取り込みながら、モノトーンでミニマルなモダン・ファニチャーを次々に開発。現在は、商工会議所や行政などと手を携えた商品開発を通して、新たなモノづくりへの模索を始めている。
伝統の数寄屋空間とその心を見立てた椅子
同展の会場は、小堀遠州が京都伏見に建てた「転合庵」と、江戸時代の豪商である河村瑞賢による「春草盧」という2棟の茶室だ。
伝統工芸や素材にこだわった繊細な椅子
「KONOHANA SAKUYA ISU」は、日本の数寄屋建築を手本として、その心を椅子に見立てたもの。
国産の山桜材を使い、フレームは極限まで薄く細い構造を追求し、繊細な優美さと世界最軽量級の1.7kgを実現している。
また、天然ゴム発泡材、皮籐、和紙などの土に還る自然素材や、真田紐、小倉織などの伝統技へのこだわりは、座り心地だけではない素材本来の温かさ、作り手の想いを感じさせる魅力となっている。
伝統の数寄屋空間とその精神を受け継ぐ現代の椅子が響き合い織りなす、日本の美意識の奥深さを体感してみては。
「数寄+椅子」展
開催期間:4月15日(火)~4月17日(木)
会場:東京国立博物館 庭園内茶室「転合庵」「春草廬」
所在地:東京都台東区上野公園13-9 東京国立博物館西門(国際子ども図書館向かい側)
開催時間:10:00~15:00(最終日14:00まで)
観覧料:無料
詳細ページ:https://rockstone.co.jp/pages/suki-isu
予約フォーム:https://tol-app.jp/s/rockstone-suki-isu
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000157466.html
(田原昌)
※入場には事前予約が必要
※同展は正門からは入場できないため、西門を利用のこと