渋谷・神宮前|ウッドアートの世界へ。高橋成樹氏がTRUNK(LOUNGE)で魅せる木々の姿

渋谷・神宮前のホテル「TRUNK(HOTEL)CAT STREET」のメインラウンジ「TRUNK(LOUNGE)」にて、ウッドアーティスト高橋成樹氏のアートワーク展「Coexist with Woods」が開催される。木から創造したオブジェを中心として、複数の作品が展示される予定だ。

会期は、3月13日(木)から3月15日(土)。高橋氏本人によるアート制作パフォーマンスも行われる。

木と共生するアートの世界

高橋氏は、高知県香南市出身のウッドアーティストであり、林業の経験を活かして独創的な作品を生み出している。祖父が製材業を営み、父が大工であったことから、幼少期より木と親しみながら育った。2017年に林業の世界に入り、2020年には、ウッドプロダクト制作を開始。現在は、木々の個性を尊重しながらアート作品を制作し、全国で個展や展示販売を行っている。

高橋氏の作品は、山を守るための間伐材や、寺院や邸宅で伐採された木々を活用しており、森林資源を無駄にせず再生することに重点を置いている。木の形や年輪を生かし、感覚的に造形するスタイルが特徴で、木の持つストーリーを新たな命としてアートへと昇華させている。

TRUNK(LOUNGE)での展示と特別イベント

今回の展示「Coexist with Woods」では、高橋氏の手から生まれた木製オブジェ作品がTRUNK(LOUNGE)の空間に点在。木の自然な形や質感を生かした作品が、訪れる人々を魅了する。

さらに、3月13日(木)から3月14日(金)には、アートイベントとして高橋氏の制作過程を間近で見られるライブパフォーマンスを実施する。木を削り出し、形を作り上げる様子をリアルタイムで体験できる貴重な機会だ。

最終日の3月15日(土)には、高知県の伝統工芸である土佐和紙の職人・浜田洋直氏とのコラボレーションも実施。和紙を用いたアート作品をその場で制作し、日本の伝統工芸と現代アートの融合を楽しめる。

高知の文旦を味わう限定カクテルを嗜む

イベント期間中、TRUNK(LOUNGE)では、高知県土佐市宮ノ内の「矢野金光農園」の文旦を使ったオリジナルカクテルが提供される。バーテンダーが考案したアルコール・ノンアルコール2種類のカクテルは、文旦の爽やかな味わいが特徴で、アートとともに特別なひとときを演出する。

また、ドリンクメニューをオーダーすると、イベント限定ノベルティとして、高橋氏の作品制作過程で生まれた木の端材を詰めた特製サシェが贈られる。木の香りを楽しめるサシェを持ち帰り、自宅で余韻を楽しむのも一興だ。

木の息遣いを感じることができる特別な展示とイベント。高橋氏の作品が持つストーリーと、自然の息吹を感じながら、アートとともに過ごす贅沢なひとときを楽しんでみてはいかがだろうか。

Naruki Takahashi『Coexist with Woods』
展示期間:3月13日(木)~3月15日(土)
パフォーマンス:3月13日(木)・3月14日(金)13:00- 14:00/16:00-17:00
高橋成樹×浜田和紙コラボレーションワーク:3月15日(土)11:00-20:00
開催場所:TRUNK(HOTEL)CAT STREET 1F TRUNK(LOUNGE)
所在地:東京都渋谷区神宮前5-31

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000067.000025317.html

(Fumiya Maki)