フランク・ロイド・ライトの名作照明「TALIESIN」のオマージュ作品が集結。「大塚家具」の巡回展

「大塚家具」は、「YAMAGIWA」が復刻販売しているフランク・ロイド・ライトの名作照明「TALIESIN(タリアセン)」の復刻30周年を記念し、オマージュ作品の展示販売を行う。

2月8日(土)から同社の「新宿ショールーム」を⽪切りに、4月5日(土)から大阪、5月24日(土)から有明と巡回。名作に出会えるチャンスだ。

写真提供:TOD’S表参道ビル(現ケリングビル)

写真提供:TOD’S表参道ビル(現ケリングビル)

圧倒的な存在感を放つ照明「TALIESIN」

Frank Lloyd Wright(フランク・ロイド・ライト)が設計した「TALIESIN」シリーズは、ランプを覆う複数のブロックが上下方向の光を巧みに制御し、遮光板で反射することで、間接光による心地よい明るさを生み出す照明だ。

彫刻のようなフォルムは、消灯時でも圧倒的な存在感を放ち、空間に独特の美しさをもたらす。

今回の巡回展では、彼の生誕150周年を機にスタートしたオマージュシリーズの中から、厳選された4作品を展示する。

復刻30周年を記念した、4つのオマージュ作品

クリエイターたちによって再解釈されたオマージュ作品を見てみよう。

多面体が重層的に連なる現代的な明かり

日本を代表する建築家の⼀人、伊東豊雄氏による「TALIESIN POLYGON(ポリゴン)」は、「タリアセン」のもつ迫⼒や⽊の存在感をそのままに、素材を変え現代的に表現することに挑戦したもの。

3種の多面体の重層的な連なりにより、光はやわらかく拡散される。

高2028・巾462・奥482mm / 15.0kg / ¥1,650,000

高2028・巾462・奥482mm / 15.0kg / ¥1,650,000

空間に溶け込むような繊細で軽やかな⾦属

「TALIESIN LIGHT(ライト)」は、建築家の永山祐子氏によるデザインだ。

素材を⽊から⾦属へと変更し、面の構成を線の構成へと再解釈することで、繊細で軽やかな印象を生み出した。空間に溶け込むようなデザインが特徴となっている。

高2055・巾408mm / 26.0kg / ¥1,210,000

高2055・巾408mm / 26.0kg / ¥1,210,000

日本の美とライトの世界観が調和した作品

ライトは日本との関わりが深く、「帝国ホテル」や「⾃由学園明日館」など、日本文化や技術の影響が色濃く反映されている。

そこで、空間デザイナーの橋本夕紀夫氏は、会津桐と⾦沢箔という日本特有の素材を採⽤した「TALIESIN-J」を生み出し、日本の美とライトの普遍的なエッセンスを⾒事に調和させた。

高2038・巾408mm / 12.8kg / ¥990,000

高2038・巾408mm / 12.8kg / ¥990,000

光と影による多彩な表情が楽しめる作品

「GRV2917」は、デザイン・スタジオ「groovisions(グルーヴィジョンズ)」による作品だ。

⽊漏れ日のような光と影が、枝葉を表した遮光板から広がり、多彩な表情が楽しめるデザインとなっている。

高2038・巾432・奥447mm / 15.0kg / ¥440,000

高2038・巾432・奥447mm / 15.0kg / ¥440,000

クリエイターたちが独⾃の視点で再解釈した、多彩な明かりとデザインの魅⼒を楽しみたい。

「TALIESIN」オマージュ作品巡回展
開催日程:IDC OTSUKA 新宿 2月8日(土)〜3月23日(日)/ 大阪南港 4月5日(土)〜5月11日(日)/ 有明 5月24日(土)〜6月29日(日)
大塚家具公式サイト:https://www.idc-otsuka.jp

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000415.000009231.html

(田原昌)

※表示価格は全て税込

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