知れば知るほど奈良はおもしろい! 今しか見られない氷のアート「霧氷」&「氷瀑」を目に映そう

「知れば知るほど奈良はおもしろい」実行委員会が、寒さが厳しい冬しか見られない絶景スポットを紹介している。

その中でも注目は、自然が生み出す氷の華と呼ばれる「霧氷(むひょう)」と、高さ50mの滝が凍る「氷瀑(ひょうばく)」。大切な人と一緒に奈良へと向かい、自然が生み出す“氷のアート”を楽しんでみるのもまた思い出の旅となるだろう。

幻想的な白い花を咲かせる「霧氷」

御杖村にある「三峰山(みうねやま)」の山頂付近では、12月~2月にかけて、木々に白い花が咲いたように見える「霧氷」の絶景を楽しむことができる。

霧氷とは、過冷却された霧粒が風で木などに吹き付けられ、その刺激で氷となって付いたもの。さまざまな気象条件が重なることで生まれるその姿は、実に繊細かつ幻想的だ。

2月16日(日)までの土日祝、各日12時30分から16時には、麓にある「みつえ青少年旅行村」にて「霧氷まつり」を開催。イベント期間中は、地域の物産や三峰山木札の販売、登頂回数に応じて記念バッジがもらえる三峰山登頂スタンプカードの発行などが実施される。

ダイナミックかつ美しい「氷瀑」

川上村にある「御船の滝」は、『古事記』にも名前が登場する歴史のある滝。冬には高さ50mの滝全体が凍結し、ダイナミックかつ美しい「氷瀑」になることがあるという。

三峰山ならびに御船の滝にクルマでアクセスする場合は、いずれもスタッドレスタイヤやチェーンなどの装備が必須。三峰山には、近鉄榛原駅から発着している直通バス「霧氷バス(要予約)」を利用してアクセスすることも可能だ。

日本という国のはじまりを体感できる世界遺産に囲まれ、国宝・重要文化財の建築や仏像も数多く残されている奈良。万葉集で「咲きさかる花のかがやくよう」と歌われ、豊かな自然と古代ロマンが融合している古都には、まだまだ知られていない奥深い魅力がありそうだ。

奈良県観光公式サイト「なら旅ネット」
公式サイト:http://shireba.nara-kankou.or.jp/

三峰山
所在地:奈良県宇陀郡御杖村神末1790番地
アクセス:名阪国道「針IC」より約60分、同「上野IC」より約60分

御船の滝
所在地:奈良県吉野郡川上村井光
アクセス:「井氷鹿(いひか)の里」より徒歩で約60分

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000040.000085371.html

(zlatan)