イギリスで話題の舞台公演を世界中の映画館で楽しめる人気プロジェクト「ナショナル・シアター・ライブ(NTLive)」。今年は、日本でも2作品の上映が決定。オスカー・ワイルドの名作コメディ『真面目が肝心』と、スタンリー・キューブリックの傑作を舞台化した『博士の異常な愛情』が全国で公開される。それぞれ魅力を紹介したい。
コメディ『真面目が肝心』で心から笑おう!
4月11日(金)より公開されるオスカー・ワイルドの名作『真面目が肝心』は、恋愛と偽りを巡るドタバタコメディ。主演はシャロン・D・クラークさん、チュティ・ガトゥさん、ヒュー・スキナーさんといった実力派俳優が務める。
同作は、田舎と都会で二重生活を送る主人公たちが、自分たちの嘘に翻弄されながら恋を成就させようと奮闘する様子を描く。180分の上映時間中、会場は笑いで包まれること間違いなしだ。
映画名作を舞台化した『博士の異常な愛情』
一方、5月9日(金)公開の『博士の異常な愛情』は、映画界の巨匠であるスタンリー・キューブリックの名作を初めて舞台化した作品。主演のスティーヴ・クーガンさんをはじめ、豪華チームが手がけるブラックコメディだ。
物語は、キューバ危機によって極限状態に達した東西冷戦の情勢が背景に。時代を超えた普遍的なテーマと鋭いユーモアで観客を魅了する。150分にわたって、緊張感と笑いが交錯する物語の世界観を楽しみたい。
一部都市でも舞台作品を上映
NTLiveは東京や大阪といった主要都市だけでなく、徳島県や鹿児島県など地方の劇場でも楽しめる。
例えば徳島県の「ufotable CINEMA」では2月15日(土)・16日(日)に2日間限定で『ワーニャ』を上映予定。
鹿児島県の「ガーデンズシネマ」では2月1日(土)と16日(日)に『ワーニャ』、2月2日(日)と15日(土)に『プレゼント・ラフター』、3月に入ってからはジョニー・L・ミラー怪物版とベネディクト・カンバーバッチ怪物版の『フランケンシュタイン』が各2日間上映される。
イギリスの演劇の素晴らしさに触れ、豊かな時間を過ごしてほしい。
NTLive公式サイト:http://www.ntlive.jp
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000217.000101737.html
(IKKI)