神奈川・座間|地元銭湯を全面改装、男性専用のサウナ付き温浴施設「しずの湯」誕生へ

長年地元に愛されてきた老舗銭湯が、新たな温浴施設として生まれ変わる。

温浴施設の企画や運営など一括支援を行うyue社が、創業57年の歴史を持つ「亀の湯」を全面リノベーション。新たな男性専用の温浴施設「しずの湯」として2月中旬に再オープンする。応援購入サービス「Makuake」では、施設の設備拡充を目的としたプロジェクトも進行中だ。

サウナ付き温浴施設「しずの湯」が誕生

近年、日本全国から銭湯が姿を消しつつある。東京商工リサーチの発表*によると、1960年代を銭湯数のピークとしたとき、その数は今や90%以上も減少しているという。つまるところ、日本の銭湯文化は今危機的な状況にあるのだ。

かつて“地元の銭湯”として親しまれてきた「亀の湯」もその中の一つ。地域住民から長年愛されてきた一方で、設備の老朽化や管理上の課題によって閉店に追い込まれた。

こうした状況を受け、yue社は銭湯文化の保存と回復習慣の普及を目指し、亀の湯の銭湯設備を全面リノベーション。広々とした浴槽やサウナ、外気浴スペースを設置し、新たに「しずの湯」と名を改め再オープンするに至った。

施設デザインは、岩手県宮古市の景勝地「浄土ヶ浜」から着想を得ている。

浄土ヶ浜は、極楽浄土を思わせる絶景を楽しめることがその名の由来。白い流紋岩の岩肌や透明な青い海は、他の場所にはない魅力がある。

生まれ変わったしずの湯で、浄土ヶ浜を思わせる美しさを体感してほしい。

しずの湯がクラウドファンディングを実施

「しずの湯」は2月中旬のオープンを予定しており、現在それに先駆けてクラウドファンディングを実施中だ。プロジェクトで集めた資金は、外観補修や外気浴スペースの拡張、体験価値を高めるための備品購入に活用される。

支援者には利用券や特別な特典を用意。利用料が最大で50%オフになる特別券や、しずの湯がある座間市や隣接している市に在住・在勤している人だけが使える利用券、さらに施設内の木札や提灯、のぼり旗などに名入れできるフリーパスポートなど、さまざまなリターンがラインナップする。

日頃の疲れをリセットする“回復の拠点”として、しずの湯を利用してみてはいかがだろうか。

しずの湯 相模原
所在地:神奈川県座間市相模が丘3-67-10
営業時間:平日13時~23時30分、土日祝9時~23時30分
入浴料金:1,480円(税/タオルレンタル料込)
クラウドファンディングプロジェクト詳細ページ:https://www.makuake.com/project/shizunoyu/
※営業時間は変更となる可能性がある
※毎月レディースデーを実施予定

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000155357.html

(IKKI)

*2022年4月の発表内容