岐阜県高山市の市街地から約1時間、同市朝日町胡桃島の秋神温泉旅館内「氷点下の森」にて、2月8日(土)に第50回「氷点下の森 氷祭り」が開催される。
同イベントは、大自然の中で繰り広げられる幻想的な冬の風物詩。氷のオブジェやイルミネーションが作り出す、別世界のような美しい風景が訪れる人々を魅了する。
本州最大級の氷の世界「氷点下の森」
御嶽山麓の広大な敷地に自生する木々に水をかけて氷柱を造る「氷点下の森」。この森がある秋神温泉は、氷造りに最適な気温、豊かな自然・水源に恵まれる土地だ。
このような条件が重なることで、約4ヘクタールという広大な敷地に氷の世界を演出することが可能となる。
氷柱をライトアップするイベントを行う観光地は全国にあるが、木々を凍らせて造る氷アートは「氷点下の森」を発祥とするという。
同じ高山市内にも「冬の飛騨大鍾乳洞」「青だる」といった氷柱で知られるスポットがあるが、これらの観光地の氷造りは「氷点下の森」の生みの親・小林繁氏が、造り方を伝授したものだ。
2月8日(土)に開催する「氷点下の森 氷祭り」では、氷のオブジェやイルミネーションによる幻想的な風景の中で、ライブ・太鼓披露・餅つき大会・凍るシャボン玉・キャンドルタワー・そり遊びなど内容が盛りだくさん。フードコーナー・キッチンカーも出て、地元グルメが味わえる。
そして、イベントの最後は氷まつり名物の冬の大花火が打ち上げられる。周囲を森に囲まれている「氷点下の森」は、夜空がとても狭く感じられるので、その夜空に打ち上げられる花火は迫力満点だ。
15時から開始する同イベントは、2部構成で20時半まで実施され、花火の打ち上げは、1部・2部のフィナーレにそれぞれ行われる。
2月末日まで開催する氷点下の森ライトアップ
「氷点下の森」では、1月初めから~2月末日まで、毎日夕暮れから21時までライトアップを行う。
期間中は昼間はブルー、夜はカクテルライトに照らされ幻想的な世界を演出。七色に輝く「氷の森」は、訪れる人に最高の癒し空間となる。
この幻想的な氷の世界を、より手軽に楽しめるのが「氷点下の森ライトアップ見学バスツアー」だ。
実施期間は、1月11日(土)~2月24日(月・祝)の土曜日曜祝日で、17時10分に高山濃飛バスセンターを出発し、秋神温泉・氷点下の森でライトアップを楽しんだ後、20時18分頃に高山濃飛バスセンターに到着する。
料金は3,000円で、事前予約制となる。詳細は、濃飛バス予約センターへWEBなどで問い合わせよう。
氷の妖精が「氷点下の森」に集まり、寒さも忘れるほどの芸術的な氷のアートを作り出す真冬のイベント。幻想的な景色を見に出かけてみてはいかがだろう。
第50回 氷点下の森 氷祭り
会場:氷点下の森
所在地:岐阜県高山市朝日町胡桃島355 秋神温泉旅館内
開催日:2月8日(土)
開催時間:15時30分~21時頃
入場料:無料 ※協力金を志納
公式サイト:https://www.hidaasahi.jp/
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000194.000124925.html
(高野晃彰)