画家として活躍するジミー大西さんの創作活動の真髄に迫る大規模原画展「ホームタウン」富山展が、3月14日(金)から30日(日)まで富山市民プラザ2階のアートギャラリーで開催される。
本展では、ジミー大西さんの作品へ大きな影響を与えているという“場所”にフォーカス。地名を冠したさまざまな作品を公開する。
原画展「ホームタウン」が富山で開催
ジミー大西さんが本格的に絵画に打ち込むようになったのは1992年、TV番組の企画がきっかけだった。
この頃、憧れの芸術家である岡本太郎さんから「四角い枠を気にせず、キャンバスからハミ出しちゃえばいいんだ」という言葉をかけてもらったことから、本格的に画家を志すようになる。
お笑い芸人を辞めてスペインへ移住した彼は、そこで独自の創作スタイルを確立。その後も世界各地を巡りながら数々の作品を生み出した。2022年には画業30年を記念する個展「POP OUT」で国内10都市を巡り、ここでも新たな作品を描いている。

南極 2012

ローマ 2011

マルタ 2012
「その場所に、じぶんがずーっと住んでるつもりになって、絵を描くんです」と語るジミー大西さん。「ホームタウン」では、そんなジミー大西さんがそれぞれの場所で経験したエピソードや、そのときの心境を原画と共に紹介する。
富山をモチーフにした新作を披露
「ホームタウン」は、ジミー大西さんが2022年の巡回展では回れなかった地域を対象に、複数のエリアで開催されている。
ジミー大西さんは都度、開催場所に根ざした新作を制作。富山では、富山の県鳥であるライチョウや黒部ダム、チューリップ、トロッコ電車などを描いた作品を披露する。

富山新作(制作途中)2025
また、会場内にはジミー大西さんのアトリエスペース「ジミーの部屋」を設置。ここでは、ジミー大西さんが今後で開催予定の「ホームタウン」展のために作品を創る過程を間近で目にできる。
ジミー大西さんのサイン会を実施
さらに、会期中にはジミー大西さんのサイン会も実施。
日程は3月15日(土)、16日(日)、29日(土)、30日(日)の4日間、各日2回ずつ実施予定で、当日に『ジミー大西作品集』を購入した人にサイン会の整理券が配布される。各回100名までしか参加できないので、興味がある人は早めに足を運ぼう。また、サインは作品集に描いてもらうかたちとなるので、この点も心に留めておきたい。
この機に「ホームタウン」を訪れ、ジミー大西さんが創り出すユニークな世界観に触れてみては。
ジミー大西「ホームタウン」富山展
会期:3月14日(金)~ 30日(日)
開館時間:10時~18時(入場は閉場の30分前まで)
会場:富山市民プラザ 2階アートギャラリー
所在地:富山県富山市大手町6-14
入場料:(前売)1,000円(当日)1,200円 他
詳細ページ: https://www.bbt.co.jp/new/jimmy/index.html
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000003755.000029501.html
(IKKI)