越前の伝統を感じるワイナリー併設レストラン「TSUKIHI」が2月にオープン。予約を受付中

無添加・無ろ過で素材を生かす自然派ワインの醸造に取り組む福井のエイティーンスコーポレーションは、2023年1月のワイナリーオープンに続き、ワイナリー併設型のレストラン「TSUKIHI」を開業する。オープン日は2月8日(土)で、すでにテーブルチェックでの予約を受け付けている。

近隣在住の人や福井に行く予定のある人にチェックしてほしい。

越前の伝統工芸にあふれるレストラン

「TSUKIHI」がオープンする越前は伝統工芸が多く、同レストランの内装にも多くの伝統工芸品が施された。例えば越前和紙は電飾や、その年に収穫されたブドウで染めた和紙の壁面アートに使われている。

エントランスとオープンキッチンには丈夫な越前瓦を使用し、品格をアップグレード。カウンターテーブルとエントランスには廃棄予定の規格外瓦も使用されており、サステナビリティにも貢献する。

個室は越前レンガを積み上げたデザインで、扉は越前箪笥を彷彿とさせる金具細工仕様。店舗全体で越前の歴史を感じられそうだ。

食器・カトラリーも伝統工芸品がそろう

同店では内装だけでなく食器やカトラリーも伝統工芸品でそろえている。例えば皿は日本六代古窯の越前焼。素朴な雰囲気が越前の食材を引き立てる。ナイフは世界のトップシェフたちがわざわざ越前まで買いにやってくるという名品で、洗練された切れ味とデザイン性の高さを特徴とする越前打刃物を採用した。器は越前漆器だ。漆の重ね塗りで上品かつ艶やかな塗り肌を出しつつ、軽さと丈夫さも兼ね備える。

メニューはこだわりあふれるコースのみ

メニューは2万円の「TSUKIHIコース」単品か、アルコール(3万円)もしくはノンアルコール(2万5千円)のペアリング付きのみ。ワインは地元の自然派ワインを厳選しており、地元の風土と文化を五感で楽しめるようになっている。

コースは「塩雲丹とさつまいも」や「烏賊と昆布のタルト」、刺身などから始まり、鮮魚やイノシシなどの薪焼きを楽しむ。野菜は薪焼きのほか越前粘土包み焼きも用意。調理には伝統的な熾火(おきび)を使用し、食材のうまみを存分に引き出す。

また、オーブンはスペインのMibrasa社製炭オーブンを採用した。高温で短時間で焼き上げるタイプのオーブンなので、外は香ばしく中はジューシーに仕上がる。

コースの終わりには米と甘味、お茶菓子が出される。

伝統工芸と地元のワインを楽しめる同レストランは、日野山のパノラマビューが楽しめる好立地も魅力。福井旅行にわざわざ行きたくなるような店になるだろう。

Restaurant TSUKIHI
所在地:福井県越前市葛岡町8-10-1
営業時間:ランチ 12:00〜、ディナー 17:30〜
定休日:毎週水曜日
公式サイト:https://hp.restaurant-tsukihi.jp/

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000150898.html

(Mayu)

※価格は税抜・サービス料込み
※食材の入荷状況によりメニューが変更となる場合あり