3人の俳優とピアノ・チェロ・バイオリンの旋律で描かれる韓国発のミュージカル「ワイルド・グレイ」。注目の若手劇作家・根本宗子さんが、初のミュージカル演出に挑戦した作品だ。

同ミュージカルは、1月に東京公演を経て、2月からは大阪公演がスタート。また一部公演にてアフタートークショーを開催する。

衝撃作ミュージカル「ワイルド・グレイ」のあらすじ

根本宗子さんが初のミュージカル演出を手がけるミュージカル「ワイルド・グレイ」。同舞台は、福士誠治さん×立石俊樹さん×東島京さん、平間壮一さん×廣瀬友祐さん×福山康平さんという個性あふれる3人の俳優がダブルチームで挑む。

ミュージカル「ワイルド・グレイ」のあらすじを簡単に紹介しよう。

慣習と規範に縛られた19世紀末、ロンドン。文学界の異端児オスカー・ワイルドは小説「ドリアン・グレイの肖像」を連載する。

美と若さのために魂を売り渡すという、ドリアン・グレイの物語は、時代に合わない破格的なテーマと内容で英国社会に衝撃を与えた。

小説に対する議論と批判は収まらず、結局主人公のドリアンが死を迎えるという望まない結末で小説を出版する。

現実世界に望むことの出来ない自由を芸術に求めるオスカー・ワイルド。そんなワイルドを支え続けるのは、友人であり支持者であるロバート・ロスだった。

だが、2人が望んでいた自由が芸術の中でさえ挫折したその時、ワイルドが作中で描いたドリアン・グレイにそっくりな青年、アルフレッド・ダグラスが2人の前に現れる。

壊れゆく自分を救うために芸術を求めるアルフレッド・ダグラス。3人の男たちが芸術と愛を求めた先には一体何があるのか。衝撃の結末は自身の目で確かめてほしい。

抽選でチョコレートがもらえるアフタートークショー

大阪公演では、2月14日（金）・2月15日（土）に、各回、出演者3名が登壇するアフタートークショーの開催が決定した。

アフタートークショーでは、バレンタインデーにちなんだスペシャル企画として、人気パティスリー「パティシエ エス コヤマ」のチョコレートを抽選で12名にプレゼントする。但し、プレゼントは、1公演につき6名までなので注意しよう。

ミュージカル「ワイルド・グレイ」の主人公オスカー・ワイルドは、19世紀末を代表する小説家・詩人で、芸術至上主義運動の旗手として名を馳せた。

小説「ドリアン・グレイの肖像」の他にも戯曲「サロメ」の作者としても有名なオスカー・ワイルドの波乱に富んだ生涯を同舞台で体感しよう。

ミュージカル「ワイルド・グレイ」大阪公演
上演会場：森ノ宮ピロティホール
所在地：大阪府大阪市中央区森ノ宮中央1-17-5
上演日時：2月14日（金）14時／2月15日（土）13時・17時／2月16日（日）13:00
アフタートークショー：2月14日（金）14:00／2月15日（土）17:00
料金：11,000円　※全席指定
公式サイト：https://kyodo-osaka.co.jp/search/detail/9348

PR TIMES：https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000118.000022572.html

（高野晃彰）