東京・南青山の「Atelier Gather」では、1月25日(土)と26日(日)に、「循環」をテーマに廃棄物をアップサイクルしたアート作品の展示販売会「Reborn.」を開催する。
同展では、廃棄物となったネックトルソーを花器にして、フラワーコラボレーターの志村大介氏がドライフラワーをアレンジした作品を展示。その不思議なアートに注目したい。
「循環」をテーマにしたアートの展示
表参道駅から徒歩4分のところにある「Atelier Gather」は、感性豊かな人達が集まり創造が生まれるアトリエのような空間をイメージして名付けられたギャラリーだ。
そんな同ギャラリーにて今回、アップサイクルされたアート作品の展示販売会「Reborn.」を開催。
別の展示作品をアップサイクルする取り組み
宝飾・貴金属・アクセサリーの展示販売備品を提供する橘社が、同展に参加する。
日本でSDGsの機運が高まっていた2022年。同社はさまざまなマテリアルを探す中で「ECCO Leather」と出会った。食肉としての役割を果たした牛の革を使用することは、人間の生活サイクルの中で生まれる副産物を使用したマテリアルだ。
そのマテリアルと同社のレンタル事業での役割を終えた廃材とを使いアップサイクルさせたメインオブジェを、2024年4月に開催した「THE SPHERE」にて作成した。
そこで使用したメインオブジェを分解循環させるというのが、今回の「Reborn.」での取り組みだ。
ドライフラワー×廃棄物を組み合わせたアート作品
今回、「THE SPHERE」で作成したメインオブジェや、イベントなどで使用した廃棄予定の生花をドライフラワーとしてアップサイクル。同社のレンタル事業で廃棄物となったネックトルソーに、そのドライフラワーを組み合わせた。
ドライフラワーのアレンジはフラワーコラボレーターの志村大介氏が行い、どこか人格を感じるような不思議な作品となっている。
まさに、「Reborn.」というタイトルにあるように、新たなアートピースとして生まれ変わった。
花や植物を使った表現に挑戦する志村大介氏
フラワーコラボレーターの志村大介氏は、花や植物の持つ美しさとエネルギーをシンプルに表現することを信条としている。
ファッションを始めとするイベント装花や大手百貨店のディスプレイ、ライブパフォーマンス、アーティスト写真などのアートワークで、生花や植物を使った色々な可能性に挑戦するフラワーコラボレーターだ。
メゾンブランドのフラワーディレクションやDJイベントでのライブパフォーマンスなど、自由なスタイルで花の魅力を伝えている。
生まれ変わった作品たちの魅力を感じてみては。
Reborn.
開催日:1月25日(土)、1月26日(日)
開催場所:Atelier Gather
所在地:東京都港区南青山5-3-5ミル・ロッシュビル3F
営業時間:11:00~19:00
料金:入場無料
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000154043.html
(田原昌)