「BLANCPAIN（ブランパン）」から、1月29日（水）の旧正月を祝う「ヴィルレ トラディショナル チャイニーズ カレンダー 2025」が発表された。

乙巳（きのとみ）という新年の干支をローターに刻み込んだ、東洋と西洋の世界が融合する記念すべきモデルだ。

グリーンのダイヤルにプラチナ製のケースを組み合わせており、50本限定となる。

東洋と西洋がひとつになったダイヤルの複雑さ

「ブランパン」は2012年に、複雑な中国暦とグレゴリオ暦の日付、ムーンフェイズを組み合わせた腕時計「ヴィルレ トラディショナル チャイニーズ カレンダー」を誕生させた。

同シリーズは、ル・ブラッシュの「グランド・コンプリケーション」のアトリエで製造。研究開発に5年の歳月を要したこのシリーズは、3つの香箱を備え、7日間という驚異的なパワーリザーブを実現している。

さまざまな情報が凝縮した特徴的なダイヤル

多くの情報が凝縮された同シリーズのダイヤルは、画期的な配置により視認性を確保。また、小窓2つと4本の針を採用した。

針は、3時位置では60進法に基づく陰陽五行の5つの要素、9時位置では中国暦の日付と月、12時位置では中国暦の時辰による時刻を表示している。

そして9時位置の小窓には閏月、12時位置の小窓には旧暦の干支が表示される。

さらに、数多くの暦の情報に加えて、グレゴリオ暦の日付を示すサーペント針、同ブランドを象徴するムーンフェイズを6時位置に備えている。

12年の周期が2024年に2巡したのを機に、同シリーズは12時位置の窓に表示される、玉皇大帝の伝説を思わせる十二支の動物のデザインを一新した。

「乙巳」を祝う限定モデルのカレンダーウォッチ

今回のモデルには、グリーンのグラン・フー・エナメルのダイヤルに、45.2mm径のプラチナ製ケースを組み合わせ、デザインが見直されたヘビの姿が初めて登場。

同モデルでは、直観力と洞察力を表す動物とされるヘビが、フロスト仕上げを施した22Kホワイトゴールド製ローターに刻まれている。その傍らには天然ルビーがあしらわれ、「乙巳」を表す漢字を刻印した。

464個の部品からなる「キャリバー3638」を搭載した同モデルは、パーペチュアルカレンダーを凌駕し、ミニッツリピーターに匹敵する高度な複雑性を備えている。

同モデルには、ダイヤルのカラーにマッチする、チョコレート色のアリゲーターレザー製ストラップが備わっている。

50本の限定エディションのため、気になる場合は早めにチェックしておきたい。

ブランパン
公式サイト：https://www.blancpain.com/ja

PR TIMES：https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000024.000118474.html

（田原昌）