2月6日(木)、滋賀・信楽町にアースバッグサウナを備えた宿泊施設「SHIGARAKI SAUNA」が誕生する。荒廃した古民家を再生し、地域資源を最大限活用して作り上げた一棟貸切のプライベートヴィラだ。
信楽の自然や陶器文化を現代的に体感できる同施設は、国内外の観光客を魅了する新たな拠点となるだろう。
空き家問題への挑戦と地域活性化
信楽町では、高齢化や里離れが進む中で空き家や古民家の問題が深刻化している。そんな状況の中で誕生した「SHIGARAKI SAUNA」は、古民家再生を通じて地域に新たな価値を生み出すことで、観光誘致や地域活性化を目指している。
運営するジーングロス社は、「古いものを単なる過去の遺物にするのではなく、かっこいい文化として次世代に伝えたい」と語る。施設のオープンは、信楽の子どもたちや若者たちが誇りを持てる地域づくりに貢献するものとなりそうだ。
サウナの新たな形、施設の目玉「アースバッグサウナ」
この施設の目玉は、アースバッグ工法を採用した「土のサウナ」。信楽焼の廃棄土を再利用したデザインは、環境に優しいだけでなく、地元の文化を体感できる独自のものだ。
また、「お茶のサウナ」では、日本最古の茶である朝宮茶を使用したロウリュウォーターが香る特別な体験を提供する。
いずれのサウナも、信楽の自然に包まれながら「ととのう」体験を楽しめる設計だ。
宿泊施設としての魅力
「SHIGARAKI SAUNA」は、最大6名が宿泊可能な一棟貸切のヴィラ。室内には信楽焼作家の一点物のインテリアや食器が並び、特別な空間を演出している。これらのアイテムは購入も可能で、滞在後にも持ち帰った信楽の思い出の品を楽しむことができる。
信楽から世界へ、新たな観光地の発信
サウナ施設としてだけでなく、地域文化の発信拠点としての役割を担う「SHIGARAKI SAUNA」。信楽の自然や伝統を現代的なアプローチで再解釈し、国内外の観光客を魅了することを目指している。
信楽の新たな一歩を体感しに訪れてみてはいかがだろうか。
SHIGARAKI SAUNA 公式サイト:https://shigaraki37.jp
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000154020.html
(山之内渉)