今井裕氏が誘うサウンド・ジャーニー。初のピアノソロコンサートを12月26日に開催

谷村新司氏やサディスティック・ミカ・バンドなど、数多くのミュージシャンとともに、日本のミュージックシーンを支えてきた今井裕氏が、12月26日(木)に中目黒「Cafe & Live spot FJ’s」にてソロコンサートを開催する。

今井氏は、キーボーディストで、編曲家・音楽プロデューサーでもある。初のソロピアノコンサートでは、音楽と旅を語る貴重なトークも披露する予定だという。

70年代以降Jミュージックシーンを支え続ける今井氏

今井裕氏は、1970年からプロ活動をスタートし、谷村新司氏率いるロック・キャンディーズを皮切りに、フォーク・ロック・歌謡と、ジャンルを越えた数々のレコーディングセッションに参加した。

1974年からは、音楽プロデューサーであるクリス・トーマス氏を迎えた2ndアルバム「黒船」の制作から、サディスティック・ミカ・バンドに加入。トーマス氏との出会いは、今井氏のその後の音楽人生に深く影響を受ける体験となったという。

1980年には、バンド・IMITATIONを結成。香港にてデビューライブを行うなど、持ち前の諧謔精神とエンタテインメントをPOP MUSICから発信し、音楽シーンに新鮮なインパクトを与えた。

その後も数多くのプロデュース・演奏を通じ、独自の音楽観を進化させてきた今井氏。1991年にはプロジェクト「THE SYNMETRIC ORCHESTRA」にて、アフリカのマリへ渡り、民族楽器「コラ」の名手であるトウマニ・ジャバテ氏を訪ね、現地でフィールドワークを行いながら録音。国境を越えた音楽活動を通じて、美しい新鮮な音楽を作り出すという実績を残した。

2013年には、東日本大震災のサポートとして三陸鉄道との共同プロジェクトとして、「A列車で行こう」を地元高校生ブラスバンドと共演するなど、若い世代による音楽ボランティアを支援する活動にも力を入れている。

音楽への熱い思いをピアノに込めたコンサート開催へ

今回のソロピアノコンサートは、一貫して人生が音楽の学びとインスピレーションで満ちていることを今井氏が反芻し、最もシンプルで深遠なピアノという楽器のみでたどり・語り伝える企画の第一弾。

これまでの55年にわたる演奏の轍(わだち)をたどり、自らの探求心で“音楽の旅”を続けてきた今井氏の“今”を表現するサウンドを目の当たりにできる貴重な場となる。

音楽ファン注目の一夜に参加してみては。

今井裕氏 55周年記念 ソロ・ピアノライヴ Too Obvious?!
会場:Cafe & Live spot FJ’s
所在地:東京都目黒区中目黒5-1-20
開催日:12月26日(木)
開催時間:開場18時・開演18時30分
料金:前売り5.000円・当日5.500円
FJ’s 公式サイト:https://fjslive.com/schedule/

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000074.000089059.html

(高野晃彰)