2023年4月に開業した「東急歌舞伎町タワー」内のシネマ「109シネマズプレミアム新宿」。ここは全シアターに坂本龍一さんが監修した音響システム「SAION-SR EDITION-」を搭載していることで知られており、映画通や音楽好きから人気を集めている。
そんな同施設がこの冬、坂本龍一さんの最後の演奏を収録した映画『Ryuichi Sakamoto | Opus』のパッケージリリースを記念したイベントを実施。同作の制作中に特別公開されたパイロット版『Ryuichi Sakamoto: Playing the Piano 2022+』を、12月11日(水)から5日間連続で特別上映する。
坂本龍一さんの最後の演奏を異なる切り口から楽しむ
『Ryuichi Sakamoto: Playing the Piano 2022+』は、『Ryuichi Sakamoto | Opus』の制作途中に109シネマズプレミアム新宿の開業に合わせて特別公開されたパイロット版。
『戦場のメリークリスマス』の「Merry Christmas Mr. Lawrence」や、『ラストエンペラー』の「The Last Emperor」など、坂本さんが生涯にわたって生み出した数々の楽曲の他、『Ryuichi Sakamoto | Opus』とは違った編集で坂本さんの最後の演奏を堪能できる。
坂本龍一さんと縁のある作品を特別上映
さらに12月20日(金)から3月27日(木)までの期間は、坂本龍一さんの大規模展覧会「坂本龍一|音を視る 時を聴く」が東京都現代美術館で開催されることを記念して、「Ryuichi Sakamoto Premium Collection」を上映する。
このコレクションには、『Ryuichi Sakamoto | Opus』 や『Ryuichi Sakamoto | Playing the Orchestra 2014』の他、『戦場のメリークリスマス』や『怪物』といった懐かしい作品もラインナップ。さらに、展覧会のコラボレーション・アーティストの作品も合わせて上映する。
作品により上映時期がそれぞれ異なるため、内容が気になった人は公式サイトから詳しいスケジュールを確認しよう。
『Ryuichi Sakamoto | Opus』がついに発売
12月11日(水)には、坂本龍一さんの遺作『Ryuichi Sakamoto | Opus』がCD、アナログレコード、DVD、Blu-rayで発売される。
同作は、坂本さんが厳選した20曲を収録。楽曲は坂本さんが「日本で一番、音がいいスタジオ」と称したNHK509スタジオで収録しており、彼の最後の演奏が鮮明に記録されている。
特に注目すべきは、数量限定の初回生産限定盤「Opus – objects」。アナログ重量盤4枚組に加え、本人が使用した譜面のレプリカや特製の香りアイテムなどが同梱されている。坂本さんのファンにとっては必携のコレクターズアイテムだ。
この冬は坂本龍一さんの世界に浸り、彼の音楽が紡ぐ深い感動を味わってほしい。
109シネマズプレミアム新宿公式サイト:https://109cinemas.net/premiumshinjuku/
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000604.000001956.html
(IKKI)