1974年、日本中を熱狂の渦に巻き込んだ伝説の映画『パピヨン』が、日本公開50周年を記念し、2025年1月31日(金)より全国ロードショーされることが決定した。スティーヴ・マックィーンとダスティン・ホフマンというハリウッドを代表する二人の名優が織りなす、息詰まる脱獄劇は、半世紀を経た今も色褪せることなく、多くの映画ファンを魅了し続けている。
圧倒的スケールで描く人間ドラマ『パピヨン』
アンリ・シャリエールの自伝的小説を映画化した『パピヨン』は、無実の罪で南米フランス領ギアナの監獄に収監された男、パピヨン(スティーヴ・マックィーン)の壮絶な脱獄と、天才偽造職人ルイ・ドガ(ダスティン・ホフマン)との絆を描いた作品だ。劣悪な環境、過酷な労働、死を目前にした絶望……それでも自由を諦めず、幾度も脱獄を試みるパピヨンの姿は、観る者の心を揺さぶる。そして、最初は脱獄に消極的だったドガとの間で育まれる、信頼と友情が物語に深みを与えている。
『猿の惑星』を手がけた巨匠フランクリン・J・シャフナー監督、オスカー受賞スタッフ陣による圧倒的な映像美と、40億円(当時)という巨額の製作費をかけたスケール感も本作の魅力だ。1973年の全米興行ランキング4位、全世界6位、そして日本でも1974年洋画興行ランキング3位を記録した大ヒット作は、今なお世界中で語り継がれる不朽の名作と言えるだろう。
公開直前!宇多丸氏登壇の特別先行上映会決定!
公開を前に、2025年1月12日(日)には、映画評論家としても名高いラッパーのライムスター宇多丸氏をゲストに迎えた特別先行上映会が東京・東劇で開催される。宇多丸氏が『パピヨン』の魅力を独自の視点で語る、貴重な機会となるだろう。チケット情報は、後日『パピヨン』公式Xアカウント(@theatreclassics)にて発表される予定だ。
さらに、『ジョジョの奇妙な冒険』の作者、荒木飛呂彦先生からもコメントが到着。「脱獄」の実話に言葉を失うと同時に、マックィーンの演技が「醜悪なものの中にも希望ある、美しい冒険物語」に変えたと絶賛。漫画界の巨匠も魅了した、本作の圧倒的な力を感じさせるコメントとなっている。
東京テアトルによるクラシック映画再上映企画「テアトル・クラシックス」の一環として上映される本作は、往年の名作を再びスクリーンで鑑賞したい方、そしてクラシック映画の魅力を初めて知りたい若い世代にも、忘れられない感動体験を提供してくれるだろう。2025年1月31日(金)、劇場で、伝説の脱獄劇を再び目撃しよう。
©1973 Cinemotion N.V.
『パピヨン』公式サイト:https://www.theatres-classics.com/
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000153615.html
(akihiro takeji)