愛媛県北宇和郡松野町の宿泊施設「四万十川源流 森の国 水際のロッジ」を運営するサン・クレア社。同社は、on the trip社が提供する公式オーディオガイド＆スペシャルサンクスチケットを活用した新しい宿泊体験サービスを、11月29日（金）よりリリースした。

同サービスは、スタッフが語り部となって地域の魅力を伝え、宿泊者が感謝を手渡すという新しいホテル滞在体験だ。

音声ガイドが従来の旅の体験を変える

「四万十川源流 森の国 水際のロッジ」が提供する新たな宿泊体験は、水際のロッジのスタッフである5人が語る物語を、ゲストがオーディオガイドを元に聞くことから始まる。

ゲストにはホテル予約の際にこの物語のリンクが届く。そして、同施設へのチェックイン時にスペシャルサンクスチケットというカードが渡され、そこから物語を聴くことができるのだという。

この音声ガイドには、「水際のロッジ」に所属する5人のスタッフの声で、彼らが思う同ホテルでの過ごし方・土地の文化・聞くべき物語が入っている。さらに、語り部であるスタッフと直接会って話すことも可能だ。

森の住人が語りかける音声ガイド

同施設のスタッフたちは、ホテルフロントで見かける顔とは別にもう一つの顔を持っている。それは、旅人として森の国を訪れ、この地に魅了されて移り住んだ、移住者としての顔だ。

スタッフたちが移住したそのキッカケは？経緯は？その後の取り組みは？

彼らは、この森での暮らしや営みをどのように語るのか。このガイドを聞きながら、その言葉に耳を傾けてみよう。

ホテル側が仕掛ける双方への感謝の取り組み

この物語を聞くことで、ゲストは「水際のロッジ」をあらゆる視点で知り、楽しみ、5人の中から一番その言葉が心に響いたと思うスタッフに、スペシャルサンクスチケットを渡す。これは1,000円のチケットであり、スタッフへのチップとなる。

ゲストには年齢を問わず全員にチケットが渡され、どのスタッフの話が面白かったか、どのスタッフが親切な対応であったかなどを考えながら過ごすことで、同施設の物語にゲストにも関わってもらう取り組みだという。

この体験が成立すれば、ゲストの「水際のロッジ」への理解度と楽しみ方が増し、さらにスタッフたちのインセンティブにも繋がる。

スタッフが語り部となって地域についてゲストに知ってもらい、ゲストもそのガイドについてアクションを行う。そんな新たな宿泊体験が、清流四万十川源流近くに位置する「水際のロッジ」から始まろうとしている。

四万十川源流 森の国 水際のロッジ
所在地：愛媛県北宇和郡松野町目黒 滑床渓谷
水際のロッジ公式サイト：https://morino-kuni.com/riverside-lodge/

PR TIMES：https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000180.000039759.html

（高野晃彰）