具材が豪華な“高級”路線のおにぎりが、「贅沢グルメ」として注目を集める昨今。握りたてを店内で食べられるおにぎり専門店の人気が日本国内外で続く。
昔から「スパムおにぎり」があるハワイにもその波が到達、専門店「GOHAN」がホノルルにオープンした。現地の人々や日本人観光客、在住日本人が詰め掛け、初日から大盛況となった。
「おにぎり」ではなく「おむすび」で文化を結ぶ
「GOHAN ハワイ・ホノルル店」は、イートインとテイクアウトの両方が可能なおむすびやハンドロール専門店。朝8時から深夜2時までの営業で、出来立てのおむすびを朝食にも夜食にもできる。
運営のIKKA DINING INTERNATIONALは、ほかにもホノルルでラーメン店と寿司店を展開する企業で、“日本のおもてなしを世界へ”を掲げる。
「GOHAN」でのメニュー名を「おにぎり」ではなく「おむすび」としたのは、「国境を越えて日本の食文化を届けたい」という想いからだ。英語表記でもこちらの方が馴染みがあるとしている(「スパムおにぎり」ではなく「スパムむすび(Spam musubi)」が一般的)。
また、店名の「GOHAN」にも、「日本のお米をハワイで再構築し、感動を提供したい」という情熱が込められている。
米はもちろん、海苔や塩にもこだわって出来立てを提供
イートインはカウンター7席、テーブル14席。カウンターの木材には熱帯アメリカ原産のモンキーポッドを採用した(「この木なんの木」のCMでお馴染みの木は、オアフ島にあるモンキーポッドの大樹)。
高級感があるカウンター席の目の前におむすびの具材が並び、寿司屋のような雰囲気が楽しめる。
おむすびに使う米にはみずみずしさが特徴の山形県産つや姫を採用、しかも精米したて。出来立てを提供するために、注文が入ってから人の手で握る。
もちろん、海苔と塩にもこだわった。福岡有明漁連から年に4回空輸される最上ランクの初摘み海苔、および日本とハワイの塩を独自にブレンドしたオリジナルの塩を使用している。
塩むすび(1個2.5ドル)といった定番おむすび以外にも焼きおむすびやハンドロール、ライスバーガーなどを日替わりでラインアップ。
いわゆる豪華な具材の高級路線にあたるスパイシーツナハンドロールは1個6.95ドル(価格は2024年11月18日時点)。
年末年始のハワイ滞在中に「ご飯」が恋しくなったら、「GOHAN」を訪れてみてはいかがだろう。朝でも深夜でも、出来立てが楽しめる。
GOHAN ハワイ・ホノルル店
所在地:1314 S KING st HONOLULU, Hawaii UNITED STATES
営業時間:8:00~2:00
定休日:日曜日
席数:カウンター7席、テーブル14席
公式インスタグラム:https://www.instagram.com/gohan.hawaii
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000261.000020880.html
(IGNITE編集部)