満漢全席が堪能できる高級中華オーベルジュ。那須岳山麓に「山のリゾートホテルエイト」がオープン

11月中旬、「山のリゾートホテルエイト・レストラン蘇州園」が栃木県那須岳山麓にグランドオープンした。

標高1,200メートルの澄んだ空気と絶景、那須湯本温泉を引いた露天風呂を楽しみながら、オーベルジュとしては珍しく高級中華料理、しかも中華の真髄である満漢全席を味わえるというコンセプトだ。

オーベルジュに新風吹き込む「シン満漢全席」

「オーベルジュ(Auberge)」はフランス語で「宿泊施設」や「旅籠」を意味する言葉。当然ながら、そこで提供される料理もフレンチが中心だ。

こうしたオーベルジュの在り方に新風を吹き込むのが、レストラン「蘇州園」の特別ディナー。北京人民大会堂の国宴を担当した経歴を持つ料理人が、中華料理の最高峰ともいえる満漢全席を振る舞う。

蘇州園の「シン満漢全席」は、現代の法律・法規*を遵守しながら清王朝乾隆帝の時代当時のメニューを可能な限り再現。

地元那須の特産品もふんだんに使いつつ、伝統と革新を融合させた究極のディナーとなっている。

オープニング記念特別コースは三日三晩にわたる饗宴

今回のオープニングを記念して、特別コース「実体験!中華四千年の奥義『シン満漢全席』を味わい尽くす」を提供。本来、満漢全席はすべてのメニューを味わい尽くすのに1週間以上かかるところ、「シン満漢全席」では三日三晩に凝縮する。

中国茶、点心、料理など用意された100種類以上の品から20種を選んでも、1回のディナーは通常3時間ほどかかるという。満漢全席本来のシステムどおり、満腹になった時点でその日はストップして翌日以降に続きから再開する。

アワビ、フカヒレはもちろん、乾燥ナマコやスッポン、クマの手といった貴重な食材が登場する。

「満漢全席」という名の由来である「満洲族」と「漢民族」の調理技法はもちろん、近隣諸民族の伝統的な調理技法が織りなす芸術的なコースだ。価格は1名あたり29万8,000円で、要予約となっている。

那須の名湯をくつろぎのプライベート空間で

「山のリゾートホテルエイト」の魅力は、高級中華だけではない。那須岳の山々と豊かな森に抱かれた標高1,200メートルのロケーションでは、四季折々の美しい風景を楽しめる。

都会の喧騒を離れた静寂と自然の中で、心身を癒す極上のひとときを過ごせるのでは。

また、露天風呂は那須の名湯・那須湯本温泉を引いたもの。森林浴も可能なプライベート空間で、美肌効果や疲労回復効果のある硫黄泉の泉質を楽しむことができる。

全8室と小規模ながら、客室すべてがゆとりを重視。特にスーペリアツインとプレミアムダブル、ラグジュアリールームは64平米という広さを誇る。

満漢全席で満たされ、温泉で癒されて。贅沢な料理とともに深いリラクゼーション体験を満喫したい。

山のリゾートホテルエイト・レストラン蘇州園
所在地:栃木県那須郡那須町高久乙3375-636
アクセス:那須塩原駅からホテル専用送迎車で約30分
客室数:8室(スーペリアツイン4室含む)
公式サイト:https://www.hotel8.jp

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000095937.html

(IGNITE編集部)

*当時は様々な動物が食材として使われていたが現在ではワシントン条約により禁止されている食材がある