東京・立川市にある「立飛麦酒醸造所」が醸造した「立飛Pilsner(ピルスナー)」が、先月開催された「The International Beer Cup 2024(インターナショナル・ビアカップ2024)」において、金賞を受賞した。
同コンペティションは、世界的なビール審査会。その一部門において見事金賞を受賞した「立飛Pilsner」について見てみたい。
世界的に評価されている「立飛麦酒醸造所」
「立飛麦酒醸造所」は、2021年12月に東京都立川市に開設。最新設備、機器を備え、都市部にある醸造所として、環境重視型のブルワリーだ。
ブルワリーにはタップルームが併設され、常時6種類前後のビールが飲めるようになっている。また、施設内には醸造所内が見える見学スペースも用意されている。
開業の翌年に開催された「World Beer Awards 2022」では、3種類のビールで銀賞、銅賞を受賞しているほど、評価の高いブルワリーだ。
同ブルワリーでは、伝統的なクラフトマンシップを受け継ぎ、新しいダイニングスタイルや日常のさまざまなシーンにあった、革新的なクラフトビールを造り続けている。
ハイブリッドなピルスナー「立飛Pilsner」
「立飛Pilsner」は、チェコ伝統のピルスナーの製法に、日本のピルスナー文化を掛け合わせたハイブリッド型ピルスナーだ。
柔らかな舌触りと、ドライなのどごしを共存させた一杯となっている。
世界五大ビール審査会の一つで金賞受賞
同ビールは、10月11日(金)から3日間、北海道札幌市で開催された「The International Beer Cup 2024」において、「KEG部門 42.German-Style Pilsner」スタイルで金賞を受賞した。
この審査会は、世界五大ビール審査会の一つに数えられる世界的なビール審査会で、受賞の該当がない年もある厳しい審査会でもある。
今大会は、全世界で商用販売されている世界のビールを対象に、日本を含めた世界20の国と地域から1,423ものビールが出品。24か国の審査員で審査され、金銀銅賞が選出された。
さまざまなコンペティションで高い評価
同ビールは、今回以外でも多くの賞を受賞している。
昨年は、「World Beer Awards 2023」でのラガーカテゴリーのチェコスタイルピルスナー部門における最高賞「カントリーウィナー(Japan Gold)」や、世界最高のワールドベスト「World’s Best Czechs Style Pilsner」で金賞を受賞。
さらに、今年2月の「JAPAN BREWERS CUP 2024」における「淡色ラガー部門」では、第3位を受賞している。
これらの受賞は、品質向上へのたゆまぬ取り組みと革新から生まれた、“雑味の無い繊細で綺麗な味わい”が改めて評価されたものだろう。
「立飛Pilsner」は、「立飛麦酒醸造所」併設タップルームや公式オンラインショップで購入できる。世界に評価されるその味わいを、試してみては。
立飛麦酒醸造所
所在地:東京都立川市高松町1-23-14
公式サイト:https://www.tachihibrewery.com/
公式オンラインショップ:https://www.tachihibrewery.com/view/category/all_items
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000069.000049159.html
(田原昌)