広島県尾道市に位置するオーベルジュスタイルの旅館「Ryokan尾道西山」では、ワインメーカーズディナー「ワイナリーディナー in ONOMICHI」を、11月16日(土)の一夜限りで開催する。
イベントには、広島県福山市の「山野峡大田ワイナリー」と愛媛県今治市の「大三島みんなのワイナリー」が参加し、瀬戸内を感じる一夜となるだろう。
由緒ある老舗宿をリニューアルした旅館
「Ryokan 尾道西山」は、1943年に創業して以来、文豪や著名人に愛されてきた由緒ある老舗宿「西山別館」をリニューアルし、2023年4月にグランドオープン。
建物は、芝生庭園を中心に、離れ6棟8室と本館3室の合計11室の客室と、オープンキッチンのレストラン、ラウンジ、宴会場を備えている。
2024年の『ミシュランガイド』が発表したホテルセレクションでは、「1ミシュランキーホテル」に選出された。
尾道や瀬戸内らしさが感じられる料理とワイン
「Ryokan 尾道西山」は、「本当の尾道文化を今に伝える宿」をコンセプトとし、レストランでも食材や食器、またその文化や歴史を通して尾道が感じられる料理を提供している。
興味深い生産者とソムリエのトークも
今回のイベントは、同館初の試みとなるワインメーカーズディナーだ。
尾道から程近い、福山市の「山野峡大田ワイナリー」と、愛媛県今治市大三島の「大三島みんなのワイナリー」が丹精込めて醸造したワインと料理のマリアージュはもちろん、生産者とソムリエによる、ここでしか聞けないトークも楽しめる。
広島と愛媛、瀬戸内で醸造するワイナリー
ここで、今回のメーカーズディナーに参加する2つのワイナリーについて見てみよう。
一本一本手作りの福山市のワイナリー
「山野峡大田ワイナリー」は、広島県福山市の最北端に位置する。
県立自然公園「山野峡」を有する自然豊かな山野町は、寒暖の差がぶどうの栽培に適した土地。猿や猪などと格闘しながら、2015年から手探りでワイン醸造を開始した。
現在では約2ヘクタールの自社畑で9種類のぶどうを育て、ぶどうの栽培から瓶詰め、ラベル貼りに至るまでの全工程を、一本一本手作りで届けるワイナリーだ。
大三島の魅力を表現するワイナリー
本州と四国を結ぶ「しまなみ海道」の中央に位置する大三島は、みかん畑に覆われた美しい島。
「大三島みんなのワイナリー」は、栽培放棄地となってしまったみかん畑を借り受け、2015年に醸造用のぶどうの栽培を開始。島を活性化し、生まれ変わらせたいという強い情熱のもと、2019年には醸造所が完成し、事業をゼロからスタートさせた。
ワイン造りという方法で島の魅力を表現しているワイナリーだ。
メーカーズディナーを通して、瀬戸内の魅力を堪能してみては。
ワイナリーディナー in ONOMICHI
開催日:11月16日(土)
会場:Ryokan 尾道西山 宴会場
所在地:広島県尾道市山波町678-1
開催時間:18:00~20:30
予約:電話にて
料金:28,000円(税込)
イベント詳細・予約先:https://o-nishiyama.co.jp/?p=2166
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000022.000143891.html
(田原昌)
※完全予約制。前日20:00までに予約