グッドデザイン賞受賞の照明器具「FUWARI」が「GOOD DESIGN EXHIBITION 2024」に展示

オリジナル照明をはじめ世界の照明・家具ブランドの輸入・販売、照明計画を行うYAMAGIWA社と建築家・永山祐子氏のコラボレーションによって生まれた、照明器具「FUWARI」。同照明が、今回「2024年度グッドデザイン賞」を受賞した。

「東京ミッドタウン」にて11月1日(金)から行われる「グッドデザイン賞受賞展」では、同照明が展示される予定だ。同展示に足を運び、自身の目で「FUWARI」のデザインの美しさを確かめたい。

光が浮かぶ様子をデザインした照明「FUWARI」

「永山祐子建築設計」の建築家・永山祐子氏が手掛けた同照明は、光がふんわりと浮かんでいる風景を思い浮かべてデザインされた。内側に巻き込むような独特のカーブは、逐次成形という特殊な製法により生まれたものだ。

逐次成形の力のバランスにより生まれる金属特有の曲がりを活かし、いずれの照明も1点1点僅かに異なる形となっている。三角錐の形状は吊るす角度や見る角度によって微妙に表情が異なり、表面のバイブレーション加工によって光が拡散する。

非常にシンプルな器具でありながら、吊るし方などで細やかな変化が生まれるようにデザインされた同照明は、唯一無二だ。

金属特有の曲がりを活かした逐次成形

インクリメンタルフォーミングとも言われ、金属を簡易的な金型で異形状に絞る技術加工方法である逐次成形。棒状の工具を金属の薄板に押し当てながら部分的に素材を変形させることで、従来の金型を使用したプレス成形とは異なり、専用金型を必要とせず、多様なものづくりが可能となっている。

同照明も逐次成形の力のバランスにより生まれる金属特有の曲がりを活かし、1点1点僅かに異なる形に仕上がった。

日本照明界のパイオニア的存在であるYAMAGIWA社

1923年の創業以来、日本の照明業界におけるパイオニアとして革新的な照明器具・技術を追求してきたYAMAGIWA社。タグライン「The Art of Lighting」のもと、美しい暮らしと社会の実現に向け、現在も光が生み出す美しい情緒的価値を社会に提供し続けている。

グッドデザイン賞受賞展「GOOD DESIGN EXHIBITION 2024」
会場:東京ミッドタウン
所在地:東京都港区赤坂9-7-1
会期:11月1日(金)~11月5日(火)
開場時間:11:00~19:00(最終日は18:00閉場)
グッドデザイン賞紹介ページ:https://www.g-mark.org/gallery/winners/23328

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000030.000094642.html

(kyoko.)