ドバイが毎年秋に開催する大規模なデザインの祭典「ドバイ・デザイン・ウィーク」が、今年も11月5日(火)からスタートする。
近年、現代アートの拠点として注目を集めるドバイ。期間中には、世界中から著名なデザイナーやアーティストが集結し最先端のアートを披露する。そこで今回は、魅力あふれるドバイの注目スポットにフォーカスした。
「アルテ・ミュージアム・ドバイ」で没入型アートを楽しむ
最初に紹介するのは、今年2月にドバイ・モール内にオープンしたばかりの「アルテ・ミュージアム・ドバイ」。韓国のデジタルデザイン企業d’strictが設計に携わった施設で、没入型デジタルアートを体験できるミュージアムとして話題を呼んでいる。
約2,800平方メートルの広大なスペースには14のゾーンが設置され、「永遠の自然」をテーマにしたあらゆる作品が集う。プロジェクションマッピングやセンサーベースといったインタラクションシステムが、幻想的な世界へと誘ってくれるはずだ。
ザハ・ハディド氏が設計したホテル「ME ドバイ」
宿泊施設にも“アート”の要素が。世界的な女性建築家、ザハ・ハディド氏が設計したホテル「ME ドバイ」だ。このホテルは建物の外観から内装に至るまで、すべてのデザインをハディド氏自身が手がけている。
また、ホテル内には現代美術作品やインスタレーションが点在。宿泊中もまるでアートギャラリーを巡るかのような体験を楽しめる。
「ライプ・マーケット」で冬のドバイを感じよう
屋外イベントも盛りだくさん。ドバイでは冬シーズン、毎週金曜日と土曜日に、ポリス・アカデミー・パークをはじめとするさまざまな場所で屋外マーケット「ライプ・マーケット」が開催される。
このマーケットには、地元の農産物や手作りの工芸品、衣料品などが並ぶ。ライブミュージックやワークショップも実施されているので、華やかな空気感を存分に楽しみたい。
「オーラ・スカイプール ナイト・ブランチ」で特別な夜を
ユニークな体験を求めるなら、金曜日の夜限定で開催される「オーラ・スカイプール ナイト・ブランチ」にも足を運んでほしい。
ナキール パームタワーの50階に位置するオーラ・スカイプールは、世界でもっとも高い場所にある360度見渡せるインフィニティプールだ。ここのラウンジでは、20時から23時までの3時間、ドリンクのフリーフロープランとアジア料理から着想を得たセットシェアメニューを提供している。
専属のDJが奏でる音楽とともに、煌めく夜景を眺めながらの特別な時間を過ごしてほしい。
「アル・ハイマ・ヘリテージ・ハウス」で料理に挑戦
さらに、ドバイの旧市街に位置する「アル・ハイマ・ヘリテージ・レストラン」では、料理教室「アル・ハイマ・ヘリテージ・ハウス」を開催中だ。このクラスでは、エミラティ料理の基礎となる食材や調理法を学んだあと、中東では一般的な朝食メニュー作りに実際にチャレンジする。食を通じてドバイの歴史や風土を知る絶好の機会だ。
アート、デザイン、建築、そして伝統文化が融合するドバイの秋は、さまざまなイベントが目白押し。どこを訪れても刺激的な体験が待っている。この機会に、ドバイでしか味わえない特別なひとときを楽しんでほしい。
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000118.000031484.html
(IKKI)