昔のマガジンラックが復刻!伊勢丹新宿店と企画した「マルニ木工」のリノベーション家具

広島で創業した木工家具メーカー「マルニ木工」は、「伊勢丹新宿店」とともに家具再生の新しいかたちを提案する企画「RE-INNOVATION」の第三弾となるポップアップイベントを開催する。

開催期間は、10月16日(水)から22日(火)まで。

今回は、現代の暮らしにも合う、使い勝手の良いマガジンラックが復刻した。

現代の暮らしと感覚に沿う普遍的なデザインの家具

1928年に創業した広島の「マルニ木工」は、国内外より注目を集めるプロダクトデザイナーの深澤直人氏、ジャスパー・モリソン氏、セシリエ・マンツ氏との協働による「MARUNI COLLECTION」をはじめ、時代ごとに数々の名コレクションを発表してきた。

新たな価値を持ったリノベーション家具

同社は単に古いものを元の姿へと戻すだけでなく、ユーザー自身の感性をフルに活かしたアレンジやカスタマイズを加え、新たな価値、存在へと変化させることができるのではないかと考え、リノベーション家具の展開をスタートした。

その良さを知ってもらおうと、「伊勢丹新宿店」との共同企画としてポップアップイベントを開催。

第三弾となる、今回の「RE-INNOVATION Vol.3 No.544 Magazine rack supervised by Takayuki Fujii」は、ファッションブランド「nonnative(ノンネイティブ)」のデザイナー、藤井隆行氏が監修した。

約60年前の設計図から復刻したマガジンラック

同社が半世紀以上も前に製造したクラシック家具でも、その確かなものづくりと機能性、普遍的なデザインで人気を集めるプロダクトが「オールドマルニ」だ。

今回は、藤井氏が「オールドマルニ」に興味をもつきっかけとなった、自邸でも愛用しているマガジンラックにフォーカスした。

オリジナルに忠実なマガジンラック

これまでの「RE-INNOVATION」のアプローチと異なり、今回はデザインアレンジは行わず、オリジナルに忠実であることにこだわり、当時の設計図を基に復刻した。

アレンジを行わなかったことについて、藤井氏は、「約50年前にこれだけ使い勝手が良くて、和と洋が融合したような洗練されたデザインの家具を日本のメーカーが手がけていたことを知ってほしいからです」と話している。

現代の暮らしに合わせた4色が登場

マガジンラックのカラー展開は現代の暮らしに合わせ、木目を生かしたナチュラル、ライトブラウン、ダークブラウン、グレーの4色を用意した。グレーは、「伊勢丹新宿店」限定カラーとなる。

また、今回の復刻にともない、木目にもこだわった藤井氏。経年変化が楽しめる、しっかりとした木目の強いチーク材を選んだ。

濃い飴色に変化する、チーク材ならではの美しい木目も楽しめる。

サイズ:W500 × D385 × H385mm / 価格:69,300円(税込)

サイズ:W500 × D385 × H385mm / 価格:69,300円(税込)

「オールドマルニ」らしい、美しいデザインの家具に注目したい。

RE-INNOVATION Vol.3 No.544 Magazine rack supervised by Takayuki Fujii
会期:10月16日(水)~10月22日(火)
会場:伊勢丹新宿店 本館5階 センターパーク/ ザ・ステージ#5
所在地:東京都新宿区新宿3-14-1
特集ページ:https://www.mistore.jp/shopping/feature/living_art_f2/furniture39_l.html

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000020.000099007.html

(田原昌)