海が美しいオーストラリアのグリーン島へ出かけよう!開業100周年を迎えた観光クルーズ

オーストラリア北東部クイーンズランド州では、「グレートアドベンチャーズ」がケアンズとグリーン島を結ぶ定期観光クルーズを開業してから、今月で100周年を迎えた。

その記念として、来島者および団体向けの特別企画を実施する。

この機会に、グレートバリアリーフ海洋国立公園の中にあるレジャーアイランドに注目したい。

グリーン島の魅力と観光クルーズの運行

グリーン島へのクルーズは、1924年にヘイルズ家がフェリーを隔週で運航したことから始まった。

1948年には、ヘイルズ家による世界に先駆けたガラス底ボートの導入や、小規模な宿泊施設の建設許可が下りたことにより、グリーン島への観光に拍車をかけ、現在のグリーン・アイランド・リゾートが再開発された。

現在は、ケアンズからグレートバリアリーフへ毎日運航している。

美しい純サンゴ島のレジャーアイランド

オーストラリアの約1/4の面積を占めるクイーンズランド州は北東部に位置し、ケアンズ、ブリスベン、ゴールドコースト、グレートバリアリーフなど、人気の観光地を有する州。年間を通じて温暖な気候に恵まれ、日本との時差も僅か1時間だ。

そんなクイーンズランド州にあるグリーン島は、ケアンズから約27kmの距離に位置し、世界遺産グレートバリアリーフ海洋国立公園の中にあるレジャーアイランドの一つ。

この島は、先住民のグルグル・グンガンジ族の言葉では「ウンヤミ」と呼ばれており、特別な島として愛されてきた。島の回りを1周歩いても約30分というコンパクトな島であり、サンゴの砂が堆積して作り上げられた純サンゴ島としても有名だ。

島内には、シュノーケリングや海水浴が出来るビーチ、国立公園としても指定されている熱帯雨林を歩くことが出来る自然散策路、グリーン・アイランド・リゾート、世界最大(重量部門)の入江ワニ「カシアスくん」がいるワニ園、レストラン施設などが整っている。

100周年を記念した、グリーン島での思い出づくり

今回、定期観光クルーズ開業100周年を記念して、記念ポストカードの販売を期間限定で行う。

記念ポストカードには、グリーン島とクルーズ船がデザインされており、旅の思い出にすることもできるほか、インフォメーションセンター前に周年を記念して新たに設置された郵便ポストに投函することで、グリーン島での体験や思い出を家族や友達に共有することもできる。

また、郵便ポストにはQRコードが掲示されており、QRコードを読み込むと、ARフォトフレームが表示され、グリーン島付近に生息している海洋生物と一緒に写真が撮れる。

一般団体・教育旅行グループ向けには、グリーン島の歴史に自分の足跡を残せる「訪問記念ボード」の設置も行う。

グレートバリアリーフの美しい海を、クルーズで堪能してみては。

クイーンズランド州公式サイト:https://www.queensland.com

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000056.000011804.html

(田原昌)