2025年1月中旬から、「東急プラザ渋谷」にて「HOKUSAI : ANOTHER STORY in TOKYO」が開催される。
同展は、日本が誇る文化資源を最新技術で再構築し、世界中の人たちにアートな体験を提供する「ANOTHER STORY」の第1弾。
葛飾北斎が見た江戸の景色を、「映像×サウンド×触覚」で体験できるアートイベントだ。
日本の文化や芸能を最先端のテクノロジーを用いて体験
日本には、世界に誇れる文化や芸能が数多く存在している。
「ANOTHER STORY」は、そんな特色ある日本の文化芸術を最新のテクノロジーで再構築し、新しい体験をしてもらうコンテンツを創生するプラットフォーム事業だ。
世界的にも注目される浮世絵師・葛飾北斎
同事業の第1弾のコンテンツは、江戸時代に活躍した浮世絵師・葛飾北斎。世界的芸術家として広く認知され、その魅力的な人生や多彩な作品は多くの西洋のアートシーンにも影響を及ぼしたと言われている。
新しい千円札の裏面に、代表作『神奈川沖浪裏』が採用されるなど、日本国内外でも改めて注目を集めている。
先端技術が生み出す新次元の没入体験
同展は、葛飾北斎が生きた江戸の浮世にタイムスリップしたような新感覚が味わえる「映像×サウンド×触覚」の次世代型イマーシブ体験だ。
誰もが一度は見たことがある北斎の作品を、超高精細イメージデータを使用し、ソニー製LEDディスプレイ「Crystal LED」で臨場感のある高精細な映像をリアルに再現。さらに、ソニーの触覚提示技術「ハプティクス」などの演出により、葛飾北斎が見た景色や歩いた感覚を、圧倒的な没入感で体感できる。
同展で注目したい、最先端のテクノロジー
ここで、同展で活用される最先端のテクノロジーについて紹介したい。
原画を忠実に再現する「特許技術DTIP」
新千円札の参考元絵として選定された「山梨県立博物館」所蔵の北斎の作品を、アルステクネ社の「特許技術DTIP(三次元質感画像処理)」によりデジタル化した、超高精細イメージデータを使用。
これまでにない、和紙の繊維1本1本まで触れられるようなリアリティが体感できる。
大画面で高画質なディスプレイシステム
ソニーの「Crystal LED」は、大画面でありながらリアリティを追求した高画質と、自由度の高い優れた設置性を兼ね備えている。
高精細かつ豊かな映像表現が織りなす圧倒的な臨場感と没入感が、新しい体験価値を生み出す。
空間を超越したような体験ができる
ハプティクスと呼ばれる「触覚提示技術」は、振動で“触覚”を人工的に作り出し、疑似的に再現する技術。
今回使用している技術は、床に搭載された振動デバイスが、映像やサウンドに合わせて震えることで、床が水たまりや砂浜に変わったかのように感じさせる、インタラクティブ性をもった技術だ。
最先端技術による、新しい葛飾北斎の世界を体験してみては。
HOKUSAI : ANOTHER STORY in TOKYO
会期:2025年1月中旬~5月中旬(予定)
会場:東急プラザ渋谷3階
所在地:東京都渋谷区道玄坂1-2-3
料金:チケット発売情報は後日発表
公式サイト:https://hokusai.anotherstory.world/
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000228.000046517.html
(田原昌)