ワインやカクテルと、それぞれの料理とを調和させるペアリングは、舌の上での新たな風味の広がりが魅力だ。この記事では、ペアリングが楽しめるディナーコースを提供するホテルを紹介したい。
目次
・赤城和牛がメインのディナーコース「ホテル日航立川 東京」
・プリフィクス・スタイルのディナーコース「ザ ロイヤルパークホテル アイコニック 大阪御堂筋」
・正統派フレンチとシーズナルカクテル「軽井沢マリオットホテル」
・「リゾナーレ八ヶ岳」土地ならではのワインでペアリング
・北海道産のワインラムを堪能「横浜ベイシェラトン ホテル&タワーズ」
赤城和牛がメインのディナーコース「ホテル日航立川 東京」
11月11日(月)に開業9周年を迎えるホテル日航立川 東京。レストラン「All Day Dining 紗灯」において、10月1日(火)から12月31日(火)の3か月間にわたり周年記念特別メニューを提供する。
期間中、ディナーコースにはグラスシャンパンがプレゼントされる注文特典付きだ。
「周年記念 赤城和牛ディナーコース」は、赤身と脂のバランスが絶妙な群馬県産の黒毛和種「赤城和牛」を使用。
10月は赤城和牛と鰹出汁を合わせ、肉の旨味を存分に感じられる味わいに。11月はじっくりローストした赤城和牛を、秋の味覚のさつまいもとともにいただこう。
この特別なディナーコースを一層引き立てるために、レストランソムリエが選び抜いた「周年記念 ペアリングワインセット」もいかがだろう。料理に合わせ、赤・白・デザートワインが楽しめる。
同レストランのコンセプトは、“多くの方々の人生がここに集い織りなすことで新たなあかりを灯す場となる”こと。
さまざまなシーンで利用できるため、新たなあかりを灯すスタートの場として利用してみては。
ホテル日航立川 東京
所在地:東京都立川市錦町1-12-1
公式サイト:https://hotelnikko-tachikawatokyo.jp/
プリフィクス・スタイルのディナーコース「ザ ロイヤルパークホテル アイコニック 大阪御堂筋」
ザ ロイヤルパークホテル アイコニック 大阪御堂筋のフレンチレストラン「La Belle Assiette(ラ ベル アシェット)」は、新たなディナーコースをスタートした。
前菜・メイン・デザートが数種類の中から選べるプリフィクス・スタイルなのが特徴。一皿ごとにワインを合わせるワインペアリングも用意されている。ワインペアリングは別料金だが、ぜひ料理とのマリアージュをぜひ楽しんでほしい。
前菜はホタテとキノコのテリーヌや、フォアグラのコンフィなどの5種類から。メインはノルウェー産サーモンのソテー オゼイユのソースや、+ 4,400円の神戸牛のソテー ペリグーソースなどの5種類から選択可能だ。
同ホテルのキーワードは、“美しい時間(とき)を”。ワンランク上のおもてなしから生まれる心地よさを体験しよう。
ザ ロイヤルパークホテル アイコニック 大阪御堂筋
所在地:大阪府大阪市中央区平野町4-2-3 オービック御堂筋ビル
公式サイト:https://www.royalparkhotels.co.jp/ic/osakamidosuji/
※画像はすべてイメージ。内容は変更になる場合がある
正統派フレンチとシーズナルカクテル「軽井沢マリオットホテル」
軽井沢マリオットホテルのレストラン「Grill & Dining G」では、10月から11月の期間、ディナーコース「Prime Shinshu -Autumn-」を販売する。
このディナーコースは、秋の味覚を随所に取り入れた正統派のフレンチだ。信州の気候が生んだ厳選食材を使用し、食材選びからメニュー選びまでシェフのこだわりが詰まっている。
アミューズでは栗や茸、柿など、実りの秋に欠かせない食材を盛り合わせた秋らしい一皿を提供する。
特に温野菜の「鴨とりんごのシャルロット仕立て」にはシェフの思い入れがあり、フランス修行時代に受け継いだ思い出の一皿なんだとか。
星付きレストランのスペシャリテをアレンジしており、スパイスの効いたパンドエピス、コク深い鴨の煮込みと甘酸っぱい信州りんごの相性が抜群だ。
りんごと栗のリキュールを使用したシーズナルカクテルを合わせ、実りの秋を堪能してみてはいかがだろう。
軽井沢マリオットホテル
所在地:長野県北佐久郡軽井沢町長倉4339
公式サイト:https://www.karuizawa-marriott.com/
※記載のメニュー内容および営業時間は変更になる場合がある
「リゾナーレ八ヶ岳」土地ならではのワインでペアリング
リゾナーレ八ヶ岳からは、4月にリニューアルオープンしたメインダイニング「OTTO SETTE」を紹介する。同レストランでは、9月5日(木)から12月4日(水)の期間、八ヶ岳の秋の味覚を堪能できるディナーコースを提供する。
同店では、バターナッツや栗、カーボロネロ*、ビーツなど、八ヶ岳の土地ならではの食材を使ったイタリア料理を楽しめるのが魅力だ。
秋限定のディナーコースに加え、土地のワインを知り尽くしたソムリエが提案するペアリングコースもおすすめしたい。
「春菊とカーボロネロのリングイネ」には、山梨県産のワインである「旭洋酒」を提案。旭洋酒のさわやかなハーブの香りや和柑橘のような瑞々しい酸と、春菊の心地よい苦みが調和する。
「牛肉のロースト 茄子のラザニア」は、イタリアの「イル・ヴィニャイオーロ・ディ・トオル・オイカワ」との相性が抜群だ。
柔和な牛肉の脂に合う、完熟葡萄のなめらかで芳醇なタンニンの広がりを感じてみてほしい。
星野リゾート リゾナーレ八ヶ岳
所在地:山梨県北杜市小淵沢町129-1
公式サイト:https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/risonareyatsugatake/
*イタリアのトスカーナを代表するイタリア野菜で黒キャベツのこと
北海道産のワインラムを堪能「横浜ベイシェラトン ホテル&タワーズ」
横浜ベイシェラトン ホテル&タワーズの「ベイ・ビュー」では、8月15日(木)から、スペシャルディナーコース「北海道産ワインラムディナー〜北海道の恵み〜」を提供している。
北海道の高級食材をふんだんに使い、メインディッシュにはシェフが選び抜いた希少な北海道産のワインラムを用意。
この希少なラムは臭みがなくジューシーなのが特徴。その秘訣は、近隣のワイナリーの葡萄の搾りかすを飼料にして育てられたことにある。
高たんぱく・低脂肪で、鉄分・ビタミン・ミネラルが豊富に含まれているなど、疲れを癒す栄養素が豊富な点も魅力だろう。
シェフソムリエ厳選の極上ワインとのマリアージュを楽しみながら、アミューズ、オードブル、スープ、デザートとのさまざまな味わいを堪能してみては。
横浜ベイシェラトン ホテル&タワーズ
所在地:神奈川県横浜市西区北幸1-3-23
公式サイト:https://ybsh.sotetsu-hotels.com/
※オードブルやデザート等、「北海道産ワインラム」以外のメニューは変更になることがある
ワインやカクテルとのペアリングによって、より一層ディナーコースの満足感を得られることだろう。マリアージュによって生まれる新しい味覚を、心ゆくまで満喫しよう。
(IGNITE編集部)