能登半島地震の復興支援を目的としたプロジェクト「輪島塗バーワゴン」と「輪島塗×国産ハンドメイドウイスキーグラス」が、応援購入サービス「Makuake」にて募集を行っている。
募集は9月25日(水)まで。美しい輪島塗のバーワゴンや、国産ハンドメイドウイスキーグラスに輪島塗による蒔絵を施したものなど、酒を楽しむ時間を華やかに彩ってくれるものばかりだ。
バーテンダーが企画する、復興支援プロジェクト
今回、能登半島地震からの復興を支援するプロジェクトを企画したのは、静谷和典氏。
同氏は、東京新宿にて「BAR Shinjuku Whisky Salon(バー・新宿 ウイスキーサロン)」と「BAR LIVET(バー リベット)」の2店舗を経営するオーナーバーテンダーで、2019年にウイスキー文化研究所が認定する最難関資格「マスター・オブ・ウイスキー」を当時史上最年少で取得した。
輪島市での復旧・復興への道のりは、遠いと言わざるを得ないのが現状だ。
「仕事があることが、輪島塗の職人たちの素晴らしい技術を未来へとつなげ、守る」という輪島塗の職人からのオファーを受け、今回のプロジェクトが誕生した。
部屋の一角がバーカウンターになる輪島塗バーワゴン
「輪島塗バーワゴン」は、大人の遊び心を最大限に刺激する3台限定の可動式バーワゴンだ。
広い天板は、多彩な酒が作れるバーカウンターとして機能する。
また、40本以上の大切なボトルを美しく飾ることができる収納スペースと、繊細なグラスを1脚ずつコレクションできる引き出しを設けた。
大切なボトルコレクションをバースペースへと昇華させてくれるバーワゴン。キャスターが付いているので、好きな場所へ移動して楽しもう。
シンプルで高級感のある輪島塗ならではのデザイン
同商品は、漆黒に金色と銀色のみで、シンプルに輪島塗の高級感を表現した。
引き出しの前面の「波紋蒔絵」は、新しい水が沸き出て周りに広がる様子を表している。“常に新しい事に挑戦し続ける決意と、円(縁)が広がるように”という、能登半島地震からの復旧・復興への想いを込めたもの。
漆で線を描く蒔絵は数多く存在するが、円を描くことは最も難しい技術と言われている。その伝統の技が楽しめる逸品だ。
ガラスと輪島塗がマッチしたウイスキーグラス
もう一つのプロジェクトは、ウイスキーのポテンシャルを上げる国産ハンドメイドウイスキーグラス「咲グラスシリーズ」とのコラボレーションだ。
普通、ガラスに漆は定着しない。そこを、輪島塗の職人が工夫と熟練の技によって可能にした。
同プロジェクトには、「咲グラス」の台座とステムに輪島塗を施したものと、本体に蒔絵を施した「咲グラス」と「咲タンブラー」がある。
美しいバーワゴンやウイスキーグラスで、優雅な酒の時間を楽しみたい。
輪島塗バーワゴン
サイズ:幅70cm 奥行35cm 高さ100cm
価格:1,800,000円
輪島塗×国産ハンドメイドウイスキーグラス
価格:1脚 23,000円、2脚セット 45,000円、蒔絵グラス 1脚78,000円
プロジェクトサイト:https://www.makuake.com/project/wajima-nuri_saki-glass/
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000145570.html
(田原昌)
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