「無印良品」は、その世界観が体感できる空間を既存の宿泊施設の中につくる新プロジェクト「MUJI room」をスタート。
まずは、大阪に「MUJI room LIBER HOTEL(リーベルホテル)」が12月1日(日)にオープン。その後、2025年2月に奈良県吉野町の老舗旅館内にもオープンする予定だ。
宿泊予約は、9月5日(木)より開始する。
無印良品のある暮らしが体感できる空間
同ブランドの宿泊事業「MUJI STAY」はこれまでに、地域文化のショーケースとして位置付けている「MUJI HOTEL」や、地域の遊休資産を活用した「MUJI BASE」などを展開してきた。
今回スタートする「MUJI room」は、ホテルや旅館、貸別荘などの既存宿泊施設の中に、同ブランドがある暮らしを体感できる場をつくるプロジェクトだ。
大阪で「無印良品」がデザインした客室に泊まる
「MUJI room LIBER HOTEL」では、「リーベルホテル大阪」内に、素材と過ごし方によって異なる4タイプの客室が3室ずつ、合計12室ができあがる。
4タイプの客室でその世界観を体感
「type A」は、「MUJI HOTEL GINZA」をモデルに、木を基調としたシンプルで使い勝手と心地よい眠りを追求した空間。旅先でのからだと心を整える工夫を凝らした部屋だ。
「type B」は、土の手触りを感じるタイルを基調とした部屋。寝室とリビングを分ける棚では、インテリアブランド「IDÉE」とともにセレクトした民藝・工芸品が空間を彩る。
また、「type A」と「type B」の部屋には、洗濯機や大型の冷蔵庫、ミニキッチンなどがあり、中長期の滞在でも快適に過ごせ、“住まう”ような時間が過ごせる。
「type C」は、最大4名で宿泊できるバンクベッドの部屋。リビングと寝室がゆるやかにつながり、楽しさと居心地の良さが共存する空間だ。木地や肌触りの良いファブリックに加え、アクセントとなるタイルを用いるなど、プレーン素材を用いて遊び心を表現している。
そして「type D」は、最大6名で宿泊できるバンクベッドと、広々としたリビングのある部屋だ。窓際で景色を眺めながら腰掛けられるデイベッドや、思い出をみんなで共有できる大きなソファなど、ゆっくりと滞在できる工夫を凝らした。
地域文化が体験できる奈良の「MUJI room」
2025年2月には、奈良県吉野町の「坂本屋」内に、「MUJI room SAKAMOTOYA」が3室オープンする予定となっている。
「坂本屋」は、古くから桜の名所として知られる吉野山の参詣道沿いにある老舗旅館。同施設では、滞在者のみが吉野町の地域文化を体験できる特別なプランや、吉野町を食で感じるフードアメニティなどを用意する予定だ。
中長期の滞在や、地域性のある暮らしを感じる体験など、既存の宿泊施設内で「無印良品」らしい空間を体感してみては。
MUJI room LIBER HOTEL
予約開始日:9月5日(木)
宿泊開始日:12月1日(日)
所在地:大阪府大阪市此花区桜島1-1-35
料金:68,000円/室~(※2名の場合)
予約サイト:https://hotel-liber.jp/room/muji_room/
MUJI room SAKAMOTOYA
宿泊開始日:2025年2月予定
所在地:奈良県吉野郡吉野町吉野山952
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001605.000000987.html
(田原昌)