台湾・雪山山脈の麓に位置する温泉リゾート「星のやグーグァン」。同リゾートが、10月2日(水)から12月5日(木)までの期間の水曜日限定(*1)で、「タイヤル族文化体験」をテーマにした特別な滞在プランを提供する。
台湾の原住民族タイヤル族の文化に触れ、彼らの食や工芸を体験して非日常に浸り、新たな気づきを得てほしい。
台湾の原住民族の文化を体感しよう
台湾には16の原住民族グループがある。「星のやグーグァン」が位置するグーグァンを含む中北部の山間部には、その中の一つである「タイヤル族」が暮らしている。
彼らは「Gaga(ガガ)」と呼ばれる先祖の教えと伝統を大切にしており、特に織物技術や顔の入れ墨で有名だ。そんなタイヤル族にとって、秋は狩猟や収穫の季節。そこで、星のやグーグァンでもこのシーズンに合わせ、タイヤル族の文化を体感できる1泊2日の滞在プランを企画した。
1日目はウォーターガーデンを散策し、キノコを堪能
1日目、ゲストはリゾートにチェックイン後、夕方からウォーターガーデンを散策する。同リゾートのウォーターガーデンには、タイヤル族の生活に欠かせない薬草や樹木が数多く生息している。散策中はタイヤル族のスタッフが案内役となり、「苧麻(カラムシ)」や「二葉松(二ヨウマツ)」などの植物の利用方法や伝承についても紹介する。
散策が終わったらそのまま夕食だ。同プランのために、リゾートではキノコづくしのディナーを用意した。
実は、グーグァンはキノコ類の産地で、その生産量は台湾全体の5〜6割を占める。(*2)そのため、タイヤル族にとってもキノコは非常に貴重な食材だ。このディナーでは、前菜、スープ、リゾット、デザートの5品すべてにふんだんにキノコを使用。ウォーターガーデンを望むテラスで、地元の豊かな味わいを堪能できる。
2日目は黄藤編みに挑戦!素敵なティータイムも
2日目、ゲストは朝食後に黄藤(キフジ)編み体験に挑戦。高山に生育する黄藤を使い、タイヤル族の伝統的な技法でコースターを作る。
黄藤は弾力性と強靭さを兼ね備えた素材で、古くから背負い籠や椅子、寝床として原住民に活用されてきた。タイヤル族の講師による指導のもと、黄藤編みに没頭してマインドフルネスな時間を楽しんでほしい。
その後は、タイヤル族の伝統的な点心「バナナ葉の粽(ちまき)」と「馬告(マーガオ)紅茶」でゆったりしたティータイムを。もち米で作られた粽は、狩猟の際の携帯食としても利用されてきたそう。また、馬告もタイヤル族の料理に欠かせないスパイス。味わうことでタイヤル族の生活文化をより深く理解できるはずだ。
同プランの料金は20,767台湾ドル/2名(税込/サービス料・宿泊費別)、予約は公式サイトにて宿泊日の7日前の正午まで受け付ける。台湾旅行の折にはプランを利用して、土地特有の深い文化を体感してみては。
星のやグーグァン
所在地:台湾台中市和平区博愛里東關路一段温泉巷16号
公式サイト:https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/hoshinoyaguguan/
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001013.000033064.html
(IKKI)
*1 10月9日(水)・10日(木)はプラン期間対象外
*2 参考元:台湾農業部 農業主題館 「香菇」