陶磁器専門店「うつわ御結」が東京・青山にリニューアルオープン。100年使いたいうつわに出会える店

陶磁器専門店「うつわ御結(おむすび)」が、旧店舗からほど近い東京・南青山の骨董通り近くに、8月28日(水)に移転し、リニューアルオープンする。

同店では、唐津焼をはじめとする全国からの選りすぐりの陶器や漆器を扱い、金継ぎ品が並ぶ一角も設けた。

オンラインストアも同時にリニューアルするので、自宅用やギフトを探しているならのぞいてみたい。

選りすぐりの陶器や漆器が並ぶ「うつわ御結」

1896年創業の東京の老舗、京橋白木の陶磁器専門店「うつわ御結」では、美術品のように器が主役になるのではなく、あくまで料理を引き立てるものとして、食事の時間がより良くなるような仕入れを心がけている。

そのため、全ての作家の工房を訪ねて対話を重ね、それぞれの個性を大切にしている。

作品と時間をかけて向き合える展示スペース

新店舗は、同店が発信する「作り手と使い手を結び、和の文化を継承する」を体現する装いでリニューアルした。

全国100人以上の陶芸家と協業して生まれた約600点の品々を取り揃え、自宅やレストランなどを問わず、食を楽しむ全ての人々にとって、目で、耳で、手で作品達とじっくり向き合える空間になっている。

サステナブルな金継ぎ修繕品を展示販売

同店では、日本の伝統的な金継ぎ文化を広めるため、金継ぎ作品が並ぶスペースを設けており、店内では金継ぎの修繕依頼、体験申込みも行う。

同店では、100年使い続ける陶芸文化を発信していく。

「うつわ談義」も興味深い、新しいオンラインストア

公式オンラインストアでは、食とうつわを巡る旅としてスタートした「うつわ羇旅 UTSUWA KIRYO」を公開。

実業家で世界中の食を知り、最近自身でも鮨学校に通ったりと本格的に料理を学び始めた本田直之さんをインタビュアーにした、料理人とのうつわ談義を収録している。

「Vol,1 宮坂さんのうつわ選び」では、東京・表参道駅近くの閑静な場所にある「宮坂」で腕をふるう宮坂展央さんをインタビュー。

宮坂さんは、東京都内の和食店で11年、京都の名店にて10年にわたり研鑽を積んだ。数々の食通を唸らせてきた「御料理宮坂」が、2021年11月に現在の場所に移転し新たに屋号を「宮坂」としてオープンしている。

「Vol,2 酒井さんのうつわ選び」では、和食割烹「酒井商会」の酒井英彰さんが登場。

「酒井商会」は、渋谷の喧騒から少し離れた場所にある和食割烹だ。2018年4月に開業し、店主の地元・九州の食材を使った和食と、食に合う厳選された自然派ワインや日本酒を提供している。

同店では、季節や作家の特集も随時開催する予定だ。

手で作られた良きものと出会いに、「うつわ御結」を訪れてみては。

うつわ御結
リニューアルオープン日:8月28日(水)
所在地:東京都港区南青山5丁目17-5 102
営業時間:12:00〜18:00
定休日:火曜
オンラインストア:https://utsuwa-omusubi.com
公式Instagram:https://www.instagram.com/utsuwa_omusubi/

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000093153.html

(田原昌)