シャンパーニュ・ポメリーの新キュヴェ「アパナージュ ブリュット 1874」が愉しめる店を紹介

シャンパーニュ史上初のブリュット(辛口)の誕生から150周年を記念し、シャンパーニュメゾンの「ポメリー」から「Apanage Brut(アパナージュ ブリュット)1874」が新登場。

同商品は10月、もしくは一部限定店舗では9月からレストランやバーで愉しむことができる。

また、特設ページを公式サイトで公開しているのでチェックしたい。

マダム・ポメリーによる世界初のブリュットの誕生

「ポメリー」は1836年、シャンパーニュの中心都市ランスに設立。マダム・ポメリー氏は、1874年に世界初の“ブリュット(辛口)”シャンパーニュを造り出し、シャンパーニュ最大の醸造元へと発展させた。

マダム・ポメリーの時代は甘口が主流だったが、イギリスの上流階級の好みや、食前や食中に楽しめるシャンパーニュを造るため、彼女と醸造責任者はさまざまな難題に挑戦している。

まずは、ブドウを完熟させるために収穫の時期を遅らせ、さらに瓶内熟成の期間を延ばし、リザーヴワインの種類と量を増やした。そうして、洗練された素晴らしい味わいの辛口シャンパーニュが誕生したのだ。

ブリュットの誕生150周年を記念した1本

そんなマダム・ポメリーの伝統を受け継ぎ、第10代最高醸造責任者のクレマン・ピエルロー氏は、ガストロノミーと調和する新しいキュヴェ「アパナージュ ブリュット 1874」を創造した。

同シャンパーニュは、歴史的な伝統に従って17のクリュを使用している。ランスの「クロ・ポンパドール」を含む、個性と独自性のために選ばれた偉大なテロワールだ。

そしてこのヴィンテージブレンドは、偉大な2018年を中心に、2012年と2015年を繊細なタッチで加えている。これは、同メゾンにとって初めてのパーペチュアル・リザーヴであり、マルチ・ヴィンテージキュヴェの誕生だ。

複雑な香りと余韻の長さが愉しめる

同商品では、サンザシやジャスミンなど白い花の妖艶なブーケからレモンなどの熟した柑橘類、アカシアハチミツなどの複雑な香りが愉しめる。

フルボディで余韻が長いのが特徴で、シトラスゼストの風味がフィニッシュを飾る。

特設ページでインタビューやレストランを紹介

「アパナージュ ブリュット 1874」の特設ページでは、同商品誕生までのストーリーやコンセプト、テイスティングコメントなどとともに、日本を代表するシェフとコラボレーションしたペアリングメニューやスペシャルインタビューを掲載。

また、同商品が愉しめるレストランやバーなどを紹介し、スペシャルムービーも掲載している。

8名のシェフが作り出すペアリングメニュー

日本を代表するガストロノミックレストランのシェフ8名が、ペアリングメニューを考案。

参加したのは、「京都吉兆」徳岡邦夫氏をはじめ、「龍吟」山本征治氏、「ピエール・ガニェール」赤坂洋介氏、「東京會舘 レストランプルニエ」松本浩之氏、「銀座レカン」栗田雄平氏、「乃木坂しん」石田伸二氏、「レストランローブ」今橋英明氏、そして「ラ・ベカス」渋谷圭紀氏の8名だ。

同サイトでは、テイスティングした時の感想やメニューを考えるプロセス、シェフの経歴や料理に対する想いなど、スペシャルインタビューも読める。

各レストランで、「アパナージュ ブリュット 1874」とのペアリングを愉しみたい。

Apanage Brut 1874
特設ページ:https://pommery.jp/apanage-brut-1874

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000040.000018674.html

(田原昌)