世界大手のマイクロモビリティシェアリングサービス「Lime」が都内6エリアで提供開始

電動マイクロモビリティシェアリングサービス「Lime(ライム)」が、8月19日(月)より日本でのサービス提供を開始する。

第一弾では渋谷、新宿、目黒、世田谷、豊島、中野の都内6エリア・40箇所以上のポートで電動キックボードを設置。初心者も気軽に使える、座って乗る電動シートボードも利用可能だ。

マイクロモビリティシェアリングサービス「Lime」

「Lime」は、ポート(駐輪場)にある電動マイクロモビリティを専用のアプリから予約して利用し、目的地の近くにあるポートに返すことができるというシェアリングサービスだ。立って乗る「電動キックボード」に加え、国内で初めて「座って乗る電動シートボード」もシェアリングサービスで提供する。

業界初の安全強化策「ヘルメットセルフィ」機能を搭載し、ヘルメットを被った自分の写真をアプリ経由で送信すれば料金の割引などの特典が受けられる。

都内6エリアで電動マイクロモビリティを展開

サービス開始第一弾は、東京都渋谷区、新宿区、目黒区、世田谷区、豊島区、中野区の6エリアに40箇所以上のポートを設置。計200台の電動マイクロモビリティを展開し、今後はオフィスビルや駐車場の空きスペースを活用して、エリアを順次拡大していく予定となっている。

電動キックボードと電動シートボードを用意

用意する車両は立って乗る「電動キックボード」と、座って乗る着座式の「電動シートボード」の2種類。いずれもLimeのGen4.1シリーズで、Lime社設計の上で生産管理したもの。

縁石に乗り上げた際などの走行時の安定性を高めるため、車輪は通常の電動パーソナルモビリティと比較して150%大きくし、旧型車両より車体の重心を低くして乗り心地にもこだわった。

また、着座式のシートボードはキックボード式と比べてより安定感があり、自転車に似た感覚で乗ることができるため、電動マイクロモビリティに慣れていないユーザーにも最適だ。収納スペースを作り利便性を高めることで、幅広い世代の人が利用しやすくした。

なお、同社が提供する電動キックボードと電動シートボードは、いずれも日本自動車輸送技術協会(JATA)により保安基準適合性等を確認された特定小型原動機付自転車となる。

世界中で業界最大手のマイクロモビリティ「Lime」

同サービスを提供するのは、世界280都市以上で電動モビリティシェアリングサービスを展開する業界最大手のLime社。同社は業界で唯一シェアリング向け車両を自社で開発している。

世界280都市以上の都市ごとの道路事情やユーザ特性、関係法令などに精通し、都市にあわせて車両やサービスをカスタマイズすることで高い安全性の担保を目指している。

今回は、日本人はもちろん観光客も快適に移動ができる手段として、東アジアでは唯一となる日本でのサービス展開を決定した。

観光や散策、簡単な移動時など、都心で手軽に使えそうな同サービスを利用してみよう。

Limeサービスページ:https://www.li.me/ja-jp/

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000147507.html

(hachi)

※乗車する場合は、アプリから安全教育を受講する必要がある。その上で事前テストを受け、全問正解して初めて乗車が可能となる