【2024年秋まとめ】都心近郊で秋の味覚を満喫。グルメ推しのラグジュアリーホテル5選

これからはいよいよ“食欲の秋”が到来。秋の訪れに向けて、全国の飲食店やホテルではこの季節ならではの食材を使ったさまざまな料理を用意している。そこで今回は、都心から足を運びやすい場所に的を絞り、“秋の味覚”を堪能できるホテルを紹介したい。

目次
「ウェスティンホテル横浜」で地元の秋を味わう
「星野リゾート リゾナーレ那須」でねぎを食べ尽くす!
「富士マリオットホテル山中湖」で炭火料理を堪能
「軽井沢プリンスホテル ウエスト」でパフェに舌鼓
「横浜ロイヤルパークホテル」で特別な夜を

「ウェスティンホテル横浜」で地元の秋を味わう

新世代のウェルビーイングをテーマに掲げる「ウェスティンホテル横浜」では、9月1日(日)から順次、秋の味覚を楽しめるメニューを館内4カ所のレストランで展開する。

23階の「アイアン・ベイ」では、神奈川県産の丹沢滋黒軍鶏や三崎港の鮮魚、秋茄子や栗など、地元食材を活かしたグリル料理を用意。中でも注目したいのは、特注のグリル台で焼き上げる仔牛の炭火焼きだ。

このメニューはローストした皮付き里芋とミントソースがアクセントになっており、ほのかに炭の香りを纏った柔らかな肉を楽しめる。デザートには、地元のきんたろう牛乳を使った柚子タルトとカルダモンジェラートを。どちらも秋の気配を漂わせた贅沢な逸品だ。

3階の「喫水線」では、和のアフタヌーンティーセット「和-なごみ」を用意した。国産栗のモンブランや甘酒羊羹、シャインマスカットと生姜蜂蜜のジュレなど、秋の味覚を織り交ぜたオリジナルスイーツはいずれも絶品。また、セイボリーとしてビタミンCや食物繊維を豊富に含む枸杞(くこ)の実とカッテージチーズを合わせたメニューなど3品も楽しめる。

また、ここではランチやディナータイムにも旬食材を活用したメニューを振る舞う。食事時を狙うなら合わせてチェックしたい。

最後に23階の「コード・バー」には、郵便番号にちなんだ季節限定カクテルが2種登場する。「ヘブンリーベッド – オータム2024」は、神奈川県産のりんご、カルバドス、ポートワインを組み合わせたカクテル。もう一方の「シルキーミスト」は足柄茶と洋梨を使った一品だ。

まさに、秋の夜長にぴったりの大人の味わいと言えそうだ。

ウェスティンホテル横浜
所在地:神奈川県横浜市西区みなとみらい4丁目2-8
公式サイト:https://www.marriott.com/ja/hotels/tyowy-the-westin-yokohama/overview/
※画像は全てイメージ
※内容は変更になる場合がある

「星野リゾート リゾナーレ那須」でねぎを食べ尽くす!

「星野リゾート リゾナーレ那須」では、11月中、施設内に「高原焼きねぎスタンド」をオープン。ここでは15時から17時までの2時間限定で、那須連山を望む田んぼの畔(あぜ)で焼きねぎとワインのマリアージュを楽しめる。

会場では、甘みの強い軟白ねぎを炭火で焼き上げ、シェフおすすめの3種類のソースとともに提供する。ニンニクとトマトの香りがクセになるロメスコソース、漬物の風味をアクセントにしたたまり漬けタルタル、爽やかな香りの大葉ジェノベーゼで、ねぎの風味を存分に味わおう。

また、ワインもソースの味わいに沿わせる形で用意した。ロゼと白がいかにねぎやソースの味を引き立てるのか、その点にも注目したい。

なお、会場ではねぎに秋の味覚であるキノコを加えた「ネギージョ」も数量限定で提供する。

秋の味覚が詰まった一皿を、自然豊かな那須の風景の中で味わってほしい。

星野リゾート リゾナーレ那須
所在地:栃木県那須郡那須町高久乙道下2301
公式サイト:https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/risonarenasu/
※上記のイベントは天候不良などにより中止となる可能性がある
※仕入れ状況により料理内容や食材が一部変更になる場合がある

「富士マリオットホテル山中湖」で炭火料理を堪能

「富士マリオットホテル山中湖」では9月から11月まで、館内のレストラン「Grill&Dining G」にて、秋の旬食材に炭火や燻製調理法を活かした全8品のディナーコース「Smoked and Scented Yamanashi」を提供する。

このコースは“スモーキーな香り”がテーマ。前菜には、山梨の郷土料理「おしくじり」をはじめとする土地と季節の魅力を感じられる5種を。

その他、魚料理には甲斐サーモンと洋梨・きのこ・銀杏・栗の包み焼き、そして肉料理には甲州ワインビーフのサーロインを藁焼きで振る舞う。

食材と調理方法の両方にこだわった「Grill&Dining G」のディナー。まさにここでしか出会えない味と言えそうだ。

富士マリオットホテル山中湖
所在地:山梨県南都留郡山中湖村平野1256-1
公式サイト:https://www.fuji-marriott.com
※内容は変更になる場合がある

「軽井沢プリンスホテル ウエスト」でパフェに舌鼓

「軽井沢プリンスホテル ウエスト」のラウンジバーでは、9月・10月にかけて月替わりでそれぞれシャインマスカットと小布施栗を使ったパフェを提供する。

9月に登場する「長野県産シャインマスカットのアートパフェ」は、その名の通りぶどうの女王とも呼び声高いシャインマスカットを贅沢に使った品。ホワイトチョコでできた蝶や、レモンやライムの爽やかなゼリー、そしてハーゲンダッツの「クリーミージェラート贅沢ぶどう」を組み合わせ、見た目も華やかに仕上げた。

10月には、“十三夜”をイメージした「小布施栗のモンブランアートパフェ」が登場。小布施町の栗でできたモンブランと、カシスや洋梨、赤ワイン、フランボワーズ、ハーゲンダッツの「ラムレーズン」を組み合わせ、さらにホテルの和食料理人が作り上げた渋皮煮を乗せている。

なお、同ホテルではそれぞれのパフェとペアリングできるシャンパンも用意している。パフェは予約制となるので、興味がある人は事前にホテルへ連絡をしておこう。

今年の秋は軽井沢の紅葉とともに、リッチなデザートを楽しんでみては。

軽井沢プリンスホテル ウエスト
所在地:長野県北佐久郡軽井沢町大字軽井沢1016-87
公式サイト:https://www.princehotels.co.jp/karuizawa-west/restaurant/primrose/
※画像は全てイメージ
※仕入れ状況により食材やメニューが変更になる場合がある

「横浜ロイヤルパークホテル」で特別な夜を

「横浜ロイヤルパークホテル」の館内レストランでも9月から10月にかけて、“秋の味覚”をテーマにしたディナーコースを順次提供する。

例えば70階のスカイラウンジ「シリウス」では、秋の星空をイメージしたディナーを企画。北海道産の黒牛サーロインのローストをシャリアピンスタイルで振る舞う。

68階フレンチレストラン「ル シエール」では、金目鯛の鱗焼きとバスク地方の郷土料理「ピペラード」を組み合わせたユニークなコースを用意。

同階の中国料理レストラン「皇苑」では、骨ごとじっくり炊き上げた牛カルビと茸の煮込みや、富士山サーモンを使ったガーリックバター蒸しなど、メインとなる料理を3種類の中から選べる。

同じく同階の日本料理レストラン「四季亭」も、9月と10月の月替わりで秋の食材を活かしたメニューを用意。鯛や鯖、子持ち鮎など、月ごとに変わる顔ぶれを満喫したい。

また、B1階の鉄板焼きレストラン「よこはま」では、葉山牛をフィレとサーロインの2種類で提供。その他、湘南しらすと梅の焼き御飯も用意する。

なお、同ホテルはビルの大規模修繕工事に合わせて、2025年3月末で休館を迎える。現在それを惜しむ形でクロージング特別イベントを開催しており、各レストランのシェフが腕によりをかけた“感謝の一皿”付きのディナーメニューを用意している。

今年はさまざまなスタイルの食で彩られた横浜ロイヤルパークホテルで、特別なディナーを楽しんでほしい。

横浜ロイヤルパークホテル
所在地:神奈川県横浜市西区みなとみらい2-2-1-3
公式サイト:https://www.yrph.com/
※画像は全てイメージ
※上記の内容は8月8日(木)時点の情報となり、変更になる場合がある

この秋は少し遠くまで足を伸ばし、各地のホテルで贅沢な食の時間を過ごしてみては。

(IKKI)