品種の力強さと熟成のエレガンスを表現!ギリシャ・サントリーニ島の老舗ワイナリーから新作キュヴェが登場

業務用ワイン仕入サイト・WINEPROでは、エステート・アルギロスから新たにリリースされた「サントリーニ キュヴェ ジェロンダベロ」の販売を開始した。

ギリシャ・サントリーニ島で120年続く老舗ワイナリー・アルギロス。太陽・海風・火山など、島の自然を全て内包する、ピュアでエネルギッシュな唯一無二のワインを生み出している。

伝統的葡萄アシルティコをオーガニック農法で栽培

アルギロスは、その背後を火山脈の絶壁、目前をエーゲ海に挟まれた特異な場所に位置する。畑ではオーガニック農法を実践。ラバで土を耕し、農薬は使用せず、肥料には不要なブドウの果皮や茎を用いる。

健全な土壌には、平均樹齢70年と高樹齢のブドウが栽培され、中には樹齢200年にもなる古樹も存在する。地中深くまで根を張る古樹ブドウから、非常に凝縮した深みのあるワインが生まれるのだ。

栽培される主要品種は、サントリーニ島の伝統的な白ブドウであるアシルティコ。果皮が厚くアロマティックで、高い酸味と心地よい苦味を持つのが特徴。

火山性土壌がもたらすミネラル感。強い潮風がもたらすミネラル感。島特有のテロワールによるミネラル感が融合して、ワインに力強さと凛とした張りを与える。

このように、ブドウそのものが極めて高いポテンシャルを有するため、アルギロスの醸造スタイルはシンプルそのもの。それでも信じ難いほどの複雑性に富むのは、類稀なテロワールと丁寧な栽培の賜物といえる。

幾層ものミネラル感の波が押し寄せるような味わい

「サントリーニ キュヴェ ジェロンダベロ」は、発酵と熟成にフレンチオーク樽を使用。アシルティコの力強さと、フレンチオークのもたらすエレガンスとの調和を表現する。

ジェロタンベロは、サントリーニ島の方言で、古樹ブドウを意味する。同ワインには、ピュルゴス・メガロチョリ・エピスコピの3区画から厳選された樹齢180年~200年の古樹ブドウのエッセンスを余すところなく詰め込む。

まさに、ブドウ樹・栽培家・醸造家・島の伝統のシナジーを極限まで高めた、唯一無二の集大成ともいえるワインだ。

堂々とした風格と力強さがあるものの、荒々しさは一切なく、非常に研ぎ澄まされた味わい。この真価を発揮するまでに数年を要し、15年以上の熟成能力を秘めている。

醸し出すアロマは、完熟レモン・トロピカルフルーツ。そして、貝殻・潮風・オーク・バニラの優美なタッチと複雑そのもの。口に含むと力強くトーンの高い果実味が広がり、フレッシュな酸味と、豊かなミネラル感の波が押し寄せる。

芳醇な樽香が深みをもたらし、リッチな味わいに深遠さと気品を漂わせる「サントリーニ キュヴェ ジェロンダベロ」は、ギリシャ・サントリーニ島が生んだ稀有なワインといえるだろう。

サントリーニ キュヴェ ジェロンダベロ 2020 エステート・アルギロス
品種:アシルティコ100%
容量:750ml
公式サイト:https://wine-proshop.com/

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000071.000032120.html

(高野晃彰)